エアコンから降ってくる水 正体は? 家電量販店の解説に「そういうことか」「気になってた」 By - COLLY 公開:2023-09-14 更新:2023-09-14 エアコン掃除 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ エアコンを使用中に突然水が漏れてきたら、焦ってしまう人も多いのではないでしょうか。暑い時期に、エアコンを使うことを我慢するのは非常に危険。修理するにもどうすればいいのか…と悩んでしまいがちです。 エアコンから水が出るトラブルの中には、自分で対処できる問題も少なくありません。家電量販店ノジマの公式サイトから、自分でできる解決方法を紹介します。 エアコンから水が出る理由5つ エアコンから水が出る問題に対処するためには、その原因を正しく把握することが大切です。ノジマによると、考えられる原因は以下の5つです。 ・ドレンホースの異常 ・フィルターの汚れ ・ルーバーの結露 ・熱交換器の汚れ ・その他 このうち、水が漏れる原因が上3つであれば、自力で対処できるでしょう。 もっとも多いのがドレンホースの異常 エアコンの水漏れの原因としてもっとも多いのが、ドレンホース周りの異常です。 そもそもエアコンとは、内部で水が発生するもの。それ自体になんら問題はなく、通常であればドレンホースを通じて屋外へと排出されています。しかしドレンホースになんらかの異常が生じると、行き場をなくした水が逆流し、室内機からポタポタと垂れ落ちるというわけです。 ドレンホースに異常がある場合、室内機の後ろの壁をつたって水が漏れ出したり、本体からポタポタと滴り落ちたりするようになります。これらの症状が見られたら、ドレンホース周りに以下のような異常が発生していないかどうか確認してみてください。 ・植木鉢やプランターで排水口がふさがれている ・なんらかの理由で排水口が折れ曲がっている ・ホース内にゴミが溜まっている 掃除や片付けでドレンホースの問題を解決できれば、水漏れトラブルも解消するでしょう。ゴミが詰まっている場合、割り箸などで掻き出すほか、掃除機で吸い出すのも効果的です。 フィルターの汚れが原因の場合、掃除することで解決できます。ルーバーの結露は、向きを調整すれば大丈夫です。ただし熱交換器の汚れは、自力での対処が難しいもので、プロに依頼し、対処してもらいましょう。 5つ目の「その他」には、エアコン内部の異常や故障が含まれます。 水が出てきた後、エアコン周辺をチェックしても原因が分からない場合は、こちらを疑ってみてください。残念ながらこの場合も自力での対処が難しくなります。専門業者によるエアコンの点検や買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。 エアコンの掃除の頻度は エアコンの掃除というと、夏が来る前や冬が来る前など、本格的に稼働する前にする、もしくは稼働が終わったタイミングでする、という人が多いでしょう。 しかし実際のところ、エアコンフィルターの掃除は、2週間に1回程度の頻度で行うことを推奨しているメーカーが多いようです。24時間ほぼつけっぱなし、ということであれば、より高頻度での掃除がおすすめです。 また、自分では掃除できない場所をきれいにする、業者によるエアコンクリーニングは、1~2年に1回程度すれば、より清潔にエアコンを利用できるようです。ペットや赤ちゃんがいるご家庭やタバコを吸うご家庭は年に1回、それ以外は年2回、といった具合に推奨されています。 ただ、そういった条件や使用頻度に関わらず、エアコンの吹き出し口やルーバーに黒い点々とした汚れが見える場合は、すぐに業者にエアコンクリーニングを依頼することをおすすめします。 この黒い汚れはカビの可能性が高く、その場所にカビが見られるということは、内部では大量にカビが発生している可能性があるのだそう。注意して見てみましょう。 エアコンからの水漏れは、比較的多く見られるトラブルです。定期的にエアコン周りを確認することで、トラブルを予防できるでしょう。特にドレンホースやフィルターは重要なポイントです。生活に欠かせない家電製品だからこそ、こまめなメンテナンスを心掛けてみてください。 [文・構成/grape編集部] 出典 ノジマ公式サイト Share Post LINE はてな コメント
エアコンを使用中に突然水が漏れてきたら、焦ってしまう人も多いのではないでしょうか。暑い時期に、エアコンを使うことを我慢するのは非常に危険。修理するにもどうすればいいのか…と悩んでしまいがちです。
エアコンから水が出るトラブルの中には、自分で対処できる問題も少なくありません。家電量販店ノジマの公式サイトから、自分でできる解決方法を紹介します。
エアコンから水が出る理由5つ
エアコンから水が出る問題に対処するためには、その原因を正しく把握することが大切です。ノジマによると、考えられる原因は以下の5つです。
・ドレンホースの異常
・フィルターの汚れ
・ルーバーの結露
・熱交換器の汚れ
・その他
このうち、水が漏れる原因が上3つであれば、自力で対処できるでしょう。
もっとも多いのがドレンホースの異常
エアコンの水漏れの原因としてもっとも多いのが、ドレンホース周りの異常です。
そもそもエアコンとは、内部で水が発生するもの。それ自体になんら問題はなく、通常であればドレンホースを通じて屋外へと排出されています。しかしドレンホースになんらかの異常が生じると、行き場をなくした水が逆流し、室内機からポタポタと垂れ落ちるというわけです。
ドレンホースに異常がある場合、室内機の後ろの壁をつたって水が漏れ出したり、本体からポタポタと滴り落ちたりするようになります。これらの症状が見られたら、ドレンホース周りに以下のような異常が発生していないかどうか確認してみてください。
・植木鉢やプランターで排水口がふさがれている
・なんらかの理由で排水口が折れ曲がっている
・ホース内にゴミが溜まっている
掃除や片付けでドレンホースの問題を解決できれば、水漏れトラブルも解消するでしょう。ゴミが詰まっている場合、割り箸などで掻き出すほか、掃除機で吸い出すのも効果的です。
フィルターの汚れが原因の場合、掃除することで解決できます。ルーバーの結露は、向きを調整すれば大丈夫です。ただし熱交換器の汚れは、自力での対処が難しいもので、プロに依頼し、対処してもらいましょう。
5つ目の「その他」には、エアコン内部の異常や故障が含まれます。
水が出てきた後、エアコン周辺をチェックしても原因が分からない場合は、こちらを疑ってみてください。残念ながらこの場合も自力での対処が難しくなります。専門業者によるエアコンの点検や買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
エアコンの掃除の頻度は
エアコンの掃除というと、夏が来る前や冬が来る前など、本格的に稼働する前にする、もしくは稼働が終わったタイミングでする、という人が多いでしょう。
しかし実際のところ、エアコンフィルターの掃除は、2週間に1回程度の頻度で行うことを推奨しているメーカーが多いようです。24時間ほぼつけっぱなし、ということであれば、より高頻度での掃除がおすすめです。
また、自分では掃除できない場所をきれいにする、業者によるエアコンクリーニングは、1~2年に1回程度すれば、より清潔にエアコンを利用できるようです。ペットや赤ちゃんがいるご家庭やタバコを吸うご家庭は年に1回、それ以外は年2回、といった具合に推奨されています。
ただ、そういった条件や使用頻度に関わらず、エアコンの吹き出し口やルーバーに黒い点々とした汚れが見える場合は、すぐに業者にエアコンクリーニングを依頼することをおすすめします。
この黒い汚れはカビの可能性が高く、その場所にカビが見られるということは、内部では大量にカビが発生している可能性があるのだそう。注意して見てみましょう。
エアコンからの水漏れは、比較的多く見られるトラブルです。定期的にエアコン周りを確認することで、トラブルを予防できるでしょう。特にドレンホースやフィルターは重要なポイントです。生活に欠かせない家電製品だからこそ、こまめなメンテナンスを心掛けてみてください。
[文・構成/grape編集部]