窓のカビ取りで絶対に混ぜてはいけない洗剤 注意点に「ヒヤッとした」「知らなかった」
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- 出典
- カビバスターズ岐阜
結露による水滴、埃がたまりやすい窓周辺は、カビが繁殖しやすい場所の1つです。カビは胞子を放出するので、放っておくとどんどん増えていきます。
窓ガラスやサッシ、ゴムパッキンに小さなカビがある場合は早めの対策が必要ですが、効果的な掃除方法が分からない人もいるでしょう。
住居や公共施設などのカビ取りを行う、『カビバスターズ岐阜』のウェブサイトでは、窓ガラス、サッシ、ゴムパッキンそれぞれのカビの落とし方を紹介しています。
カビがこれ以上増えないように、根っこから取り除きましょう。
1.窓ガラスに発生したカビの除去方法
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窓ガラスは、サッシやゴムパッキンに比べて掃除しやすいので、比較的短時間で終わります。
軽度のカビは、中性洗剤を薄めた水で水拭きすれば落とせますが、それで落ちない場合は、『カビ取り剤』や『セスキ炭酸ソーダ』を使いましょう。
カビ取り剤を使う場合
カビ取り剤は、ホームセンターやドラッグストアでも買える『塩素系洗浄剤』です。カビ取り専用なので効果は期待できますが、取り扱いの注意点がいくつかあります。
まずは『単独で使う』ことを守りましょう。塩素系洗浄剤は、酸性洗剤、アルコール、食酢が混ざると『塩素ガス』を発生させます。
塩素ガスは人体に悪影響を及ぼすので、これらと混ざらないよう十分に注意しましょう。
『換気をする』ことも大切です。塩素系洗浄剤は、ツンとした独特の臭いがあります。臭いのせいで気分が悪くなる場合があるので、必ず換気しながら掃除しましょう。
また掃除の際は、『手袋とゴーグルを着用』してください。強アルカリ性である塩素系漂白剤が皮膚や粘膜に付くと、炎症を起こす危険性があります。
セスキ炭酸ソーダを使う場合
セスキ炭酸ソーダは、炭酸ソーダと重曹から構成されるアルカリ性の洗剤です。
天然由来のため安全に思えるかもしれませんが、取り扱いにはやや注意が必要。手に付くと、肌のたんぱく質が溶けてヌルヌルするため、カビ取り剤と同じく、掃除に使う時は手袋を着けましょう。
窓ガラスのカビ取りは1時間もかからないので、気が付いたらすぐに行うのがおすすめです。
2.サッシに発生したカビの除去方法
サッシは窓ガラスよりもカビが発生しやすく、落とすのにも時間がかかります。ラップを使って、洗浄剤を内部に染み込ませるのがポイントです。
時間が経ったらキッチンペーパーとラップを取り外し、雑巾などでカビと洗浄剤を拭き取ります。一度で落ちない場合は、放置時間を長くしてみましょう。
3.ゴムパッキンに発生したカビの除去方法
ゴムパッキンのカビは、『中性洗剤』で落とせます。
中性洗剤を水で薄めたものをキッチンペーパーに含ませ、ゴムパッキンをパックするように覆って、5~10分程度置いておきましょう。
その後は、キッチンペーパーを取り外し、ぬらした雑巾でカビと洗剤を水拭きしたら完了です。
5〜10分の放置時間で落ちない場合は、同じ工程を何度か繰り返します。ゴムパッキンは劣化しやすいので、放置時間を延ばさないようにしましょう。
それでも落ちない頑固なカビには、ゴムパッキン用のカビ取り剤がおすすめです。
カビは放置すると広がってしまい、掃除が困難になってしまいます。
カビ対策をするほか、少しでもカビが生えてきたら早めに掃除をして取り除くようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]