間違ったライフハックでグリルが発火 注意喚起に「けっこうやっている人、多いよね?」
公開: 更新:


ご飯を炊く時、小さじ1杯ずつ入れると… 「おかずいらない」「止まらなくなる」『究極の塩むすび』の作り方って?ご飯を炊く時に、調味料を小さじ1杯ずつ入れると…。

まさか炊飯直後にほぐしてる? もっちり仕上げたいなら… 「やっちゃってた」お米を炊飯する時には、『蒸らす』工程が重要な役割を果たしているということをご存じでしょうか。おいしく食べるための『蒸らす』と『ほぐす』のポイントを解説します。
ガスコンロの下部にあるグリルは、肉や魚などを焼く時に重宝します。
網で余分な脂が落ちて、パリッと焼けるのが魅力的ですが、汚れた受け皿を洗うのは大変。網の焦げ付きも落としづらく、後の処理が手間ですよね。
そのため、アルミホイルを敷いて汚れを防ぐライフハックが世間に広がっています。
グリルでアルミホイルを使う時の注意点
グリルが汚れなければ掃除の時短になりますが、焼く物によっては、アルミホイルを敷くと危険なことも。
製品評価技術基盤機構(通称:NITE)は、アルミホイルの上にたまった脂が発火することがあるとして、事故の再現映像を公開しました。
動画の中で、男性がグリルを使い、鶏皮をパリパリに焼こうとしますが…。
焼いている途中、グリル内で鶏皮に含まれる脂が飛び散り、やがて燃え上がりました。
NITEによると、グリルの消し忘れを防ぐ消火機能や、過熱防止センサーなどの安全機能が働く前に発火する場合もあるので、注意が必要とのこと。
脂の多い食材の場合、網の上や下にアルミホイルを敷かずに焼くようにしましょう。
また、グリル庫内に入れるものは、必ず取扱説明書で条件を確認し、機器指定以外のものは入れないように、NITEは呼びかけています。
『誤った掃除の時短術』はSNS上でも話題となり、「知らなかった」という声が続出しました。
・けっこうやっている人、多いよね?
・これは怖いな。いつもアルミホイルを敷いて焼いていた。
・やってしまったことがあります…。発火すると、後片付けがとてつもなく大変です。
・先日、アルミホイルを引いて便利だと思ったばかり。思わぬ危険があるのですね…。
条件によっては、家事が楽になるどころか、危険が増すこともある時短術。
大事が起こらぬよう、避けるべき点を押さえておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]