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タバスコの賞味期限や正しい保管方法! 劣化を見分けるポイントや注意点も解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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タバスコの写真

※写真はイメージ

「タバスコの賞味期限を知りたい」「タバスコが変色しているけど食べても大丈夫かな」「タバスコの正しい保存方法が分からない」と、お悩みの人もいるのではないでしょうか。

タバスコは赤唐辛子を原材料とした香辛料で、独特の酸味や強い辛みが特徴です。ピザやスパゲッティなどに使うことが多いですが、いざ使おうとすると変色していたり、賞味期限が分からなくなったりして、不安に思うこともあるのではないでしょうか。

そこで本記事では、タバスコの賞味期限や正しい保管方法について解説します。安心してタバスコが使えるようになるので、ぜひ最後までお読みください。

タバスコの賞味期限

タバスコの写真

タバスコは唐辛子や酢が原料として使われているため劣化しづらく、比較的賞味期限が長い調味料です。開封前・開封後それぞれの賞味期限を確認していきましょう。

開封前のタバスコの賞味期限

タバスコの賞味期限は、充填方法や量によって異なります。一般的なタバスコの賞味期限は、以下の表の通りです。

種類賞味期限
ボトル(60・150・350ml入りなど)製造日から5年
ミニボトル(3.7ml入り)製造日から1年
パウチタイプ(3ml入り)製造日から2年

※ただし、いずれも未開封に限る

タバスコの種類などによって多少違いはありますが、未開封の場合は賞味期限が長いものがほとんどです。しかし、開封すると賞味期限は短くなります。

賞味期限が切れたタバスコは、品質の劣化が始まっている可能性が高いため、目に見える変化がなくても使わないようにしましょう。

開封後のタバスコの賞味期限

開封したタバスコの賞味期限は、常温で数か月程度、冷蔵庫に保存したものでも半年程度が目安です。開封後も常温で保存できますが、できれば冷蔵庫に保管することをおすすめします。

タバスコは劣化しにくいとはいえ、一度開封してしまうと時間の経過とともに風味や辛みが落ちていってしまうので、早めに使い切るようにしましょう。

分離や変色が始まったタバスコは成分の劣化が始まっているので、新しいものに交換してください。

タバスコの賞味期限・消費期限の違い

タバスコの写真

消費者庁によると、賞味期限と消費期限の違いは、以下の通りです。

消費期限賞味期限
表示の意味安全に食べられる期限。期限を過ぎたものは食べてはいけないおいしく食べられる期限。期限を過ぎても即座に食べられなくなるという意味ではない
対象となる食品生物などいたみやすい食品いたみにくい食品

タバスコの場合、袋や容器などに消費期限・賞味期限のどちらかが記載されています。タバスコには腐りにくい唐辛子や酢などが原材料として使われているため、賞味期限表記になっているケースが多いです。

ただし、表記されているのは未開封かつ適切な保管方法を守っている場合の期限です。いずれにせよ、開封してしまったタバスコはできる限り早めに消費しましょう。

タバスコの賞味期限の確認方法

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タバスコの賞味期限は、ビンではなく箱に記載されていることがほとんどです。記載場所や賞味期限の見方を詳しく確認していきましょう。

表記されている場所

タバスコの賞味期限は、ボトルではなく箱に記載されています。タバスコはほとんどが輸入品のため、日本の製品と違ってボトルには賞味期限が記載されていません。

したがって、箱を捨ててしまうと賞味期限が分からなくなってしまいます。箱が邪魔で捨てようと考えている人は、ボトルに転記するなどの工夫が必要です。

なお、ボトルに『lot』と記載されているのは製造年月日であり、賞味期限ではないので注意してください。

確認方法

タバスコの賞味期限の表示方法は、国内製造の調味料とは少し異なります。2段で表示されており、それぞれ記載方法が違うので注意しましょう。

上の数字は製造年月日を示し、月・日・年の順に書かれています。また、下の段は賞味期限を示し、年・月・日の順に記載されています。それぞれ逆になっているため、間違えないようにしましょう。

大切なことなのでもう一度お伝えしますが、賞味期限はボトルではなく外箱に記載されています。開封後は箱に入れたまま保管するか、賞味期限をボトルに転記しておくと、期限が分からなくなることはありません。

賞味期限が切れたタバスコは食べられるのか

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賞味期限が切れたタバスコは、基本的に使えないと考えておきましょう。賞味期限は、あくまで正しく保管された場合においしく食べられる期限です。

輸入品が多いタバスコは、製造されてからずっと正しい方法で保管されていたという保証はありません。また、原材料に唐辛子や酢が使われているため、保存料が含まれていないのも注意点です。

タバスコは、劣化しにくく日持ちする調味料とされていますが、絶対に品質が変わらないわけではありません。賞味期限が切れたら安全のために食べるのをやめて、新しいものを購入してください。

賞味期限切れのタバスコを見分ける3つのポイント

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タバスコは傷みにくいことで知られていますが、保存状態によっては劣化する場合もあります。劣化を見分けるポイントをチェックしていきましょう。

変色

タバスコが変色している場合は、品質が劣化している可能性が高いです。タバスコは正しく保管していても、時間の経過とともに茶色く変色していくことがあります。また、光に晒されると変色しやすくなります。

変色しているからといって、必ずしも劣化しているわけではありませんが、注意深く状態を確認しなければなりません。特に開封後のタバスコが変色している場合、品質の劣化を疑いましょう。

分離

タバスコが水っぽくなっていたり、ビンの中で分離したりしている場合、劣化が始まっています。ビンを振って元のように混ざっても、いったん分離してしまったタバスコは味などが変化しており、おいしくありません。

唐辛子が底に溜まってしまっている場合も同様に、劣化が始まっています。分離が始まったタバスコは処分して、新しいものを買い直しましょう。

いつもの味と違う場合、例えば辛みが飛んでいる、風味がないという場合は劣化していることがほとんどです。たとえ賞味期限内でも、劣化したタバスコは食べないほうがよいでしょう。

変色や分離など、明らかな見た目の変化がなくても、劣化が始まっていることがあります。長期間保存したタバスコは、使う前に少量だけ味見をして、劣化していないのを確認してから使うようにしてください。

タバスコの正しい保存方法

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タバスコは正しく保存しなければ、未開封でも味や風味が変化してしまいます。正しい保存方法を確認しておきましょう。

開封後のタバスコは常温もしくは冷蔵庫で保存

開封したタバスコは、常温もしくは冷蔵庫で保存できます。冷蔵庫で保存すると風味が飛びやすくなる代わりに、常温保存よりもやや長持ちします。

冷蔵庫で保存する場合、なるべく温度変化が起こらないよう使ったらすぐに片付けましょう。出したり入れたりしてタバスコに温度変化が起きていると、味や風味が劣化しやすくなってしまいます。

開封した時点で味や風味の劣化が始まっているので、たとえ冷蔵庫に保管したとしても早めに使い切るのがおすすめです。開封後は、劣化していないか都度確認してから使うようにしてください。

未開封のタバスコは常温で保存

未開封のタバスコは常温で保存しましょう。タバスコは日光が当たると色や風味が変化してしまいます。また、高温多湿となる場所や、急激な温度変化にさらされる場所も避けて保存してください。

未開封のタバスコなら、冷蔵庫に入れる必要はありません。急激な温度変化を避け、常温の冷暗所で保存するとよいでしょう。

タバスコを保存する時の3つの注意点

タバスコの写真

タバスコの劣化を防ぎ、おいしさを長く保つためのポイントを見ていきましょう。

温度変化や光を避けて保存する

タバスコは温度変化に弱いので、できるだけ同じ温度を保って保存するのがおすすめです。一度冷蔵したものは冷蔵保管を続け、常温で保管するのは避けましょう。

未開封のものでも、温度が変化しやすい場所での保存は避け、一定の温度で保管するようにしてください。特に、夏場など保管場所が高温になりやすい時は注意が必要です。

小さめのサイズを購入する

タバスコは、開封後数か月で使い切れるサイズのものを買うのがおすすめです。あまり使わない場合は、小分けのパウチやミニボトルを買うとよいでしょう。ボトルタイプに比べてやや割高にはなりますが、安全かつ新鮮なものを使えます。

長期間保管すると風味が変化しやすく、タバスコ本来の味を楽しめなくなってしまいます。使用頻度に合わせたサイズを選ぶと、いつでもおいしく使えるでしょう。

食品が口につかないように気をつける

タバスコが傷むのを防ぐためにも、ソースをつける時は食品がビンの口につかないように気をつけましょう。食品などがビンの口についてしまうと、そこから雑菌が繁殖したりカビが生えたりする可能性があります。

もしビンの口に食品がついてしまった時は、食品用のアルコールなどをキッチンペーパーにつけて丁寧に拭き取ってください。もしビンの口にカビが生えてしまった時は、新しいものに買い替えましょう。

タバスコに関するよくある疑問

唐辛子の写真

この項では、タバスコの原材料や賞味期限が長い理由など、よくある疑問について解説していきます。

タバスコは何から作られているのか

タバスコの原材料は、次の3つです。

  • レッドペパー(赤唐辛子)
  • ビネガー(酢)
  • 岩塩

タバスコの原産地はルイジアナ州・エイブリー島で、マキルヘニー社というアメリカの会社が製造・販売しています。タバスコと表記できるのは、マキルヘニー社のものだけです。

誕生から150年以上、ほとんど変わらないレシピで作り続けられています。ホワイトオークバレルで3年もの間熟成させた後、丁寧にボトルに詰められ、日本に輸入されています。

タバスコの賞味期限が長いのはなぜなのか

タバスコの賞味期限が長く設定されているのは、長期保存のできる抗菌作用の高い材料ばかりで作られているからです。タバスコに保存料や添加物は使われていませんが、常温で5年もの間品質を保持できます。

ただし温度変化や光に弱く、分離や変色といった変化が起こることがあり、風味が変わりやすいのが難点です。そのため、正しい方法で保管することが大切です。

タバスコの賞味期限まとめ

タバスコの写真

タバスコの賞味期限は、量や充填方法などによって異なります。未開封の場合は1〜5年と長めですが、開封後は味や風味が劣化しやすいので、数か月程度を目安に消費しましょう。

タバスコの賞味期限は箱に書かれており、ボトルには記載されていないので注意が必要です。箱と一緒に保管する、または開封する時にボトルに書き写すと、賞味期限が分からなくなるのを防げます。

たとえ賞味期限内でも、タバスコが変色・分離している場合や、味の変化が見られる場合は劣化が始まっています。劣化したタバスコはおいしくないため、使う前に状態をよく確認し、違和感を感じる時は新しいものに買い替えましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
消費者庁 オフィシャルサイト

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