参天製薬が教える 目薬の正しい保管5つのルール 油性ペンがNGな理由に驚いた
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- 取材協力
- 参天製薬株式会社






みなさんは目薬を使用しますか。最近では目のかすみ、疲れ、ドライアイ用など、さまざまな目薬が販売されています。そのほか、医師から処方される目薬もありますよね。
では、目薬はどのように保管すればいいのでしょうか。
目薬の大手メーカーとして知られる、参天製薬株式会社(以下、参天製薬)に取材しました。
目薬の正しい保管方法とは
目薬を使った後はどこに保存するのがいいのでしょうか。参天製薬に聞いたところ、このような回答がありました。
製品ごとに違いますので、市販されている目薬であれば必ず外箱や添付文書をよく読んで保管しましょう。
また医師から処方された目薬であれば、医師または薬剤師から指示された保管方法に従ってください。
製品によって保管方法が異なるため、「なんとなく」で扱うのは避けたいところです。
その上で、以下の点に注意してほしいとのことです。
【目薬の保管方法】
1.点眼後はしっかりとキャップを閉め、清潔に保管する。
2.直射日光を避け、なるべく涼しい場所に保管する。
3.子供の手の届かないところに保管する。
4.防虫剤や湿布薬の近くに点眼液を置かないようにする。
5.油性ペンで点眼容器に直接記入しないようにする。
4の『防虫剤や湿布薬の近くに置かない』や、5の『油性ペンで容器に記入しない』は、意外に思うかもしれませんが、これは、それら製品の「揮発成分が点眼容器を通って点眼液に溶け込む可能性があるから」だそうです。
目薬に余計な成分が混入しないよう、十分注意してください。
「複数の目薬を使い分けているので、容器に名前を書いて区別している」という人も少なくないでしょう。しかし油性ペンの成分が容器を通じて薬液に影響する可能性があるため、代わりに外箱や添付文書に書き込む方法がおすすめです。
また、防虫剤は引き出しや収納棚に入れていることが多いですよね。目薬を同じ場所に保管している場合は、置き場所を見直してみるとよいかもしれません。
冷凍庫保管はNG!
よく「冷蔵庫に保存するといい」という話を聞くかもしれませんが、これは本当でしょうか。参天製薬に聞いてみると…。
製品は、高温を避け、直射日光の当たらない涼しい所に密栓して保管してください。
一部の目薬を除けば冷蔵庫で保管いただいても差し支えありませんが、その場合でも薬液を凍らせないよう注意し、保管してください。
冷蔵庫での保管は基本的に問題ないものの、冷凍庫への保管は厳禁です。薬液が凍ってしまうと成分が変質するおそれがあるため、冷蔵室の奥など温度が下がりすぎる場所も避けた方がよさそうです。
目薬は使用期限にも要注意!
続けて、市販の目薬を保管する時の注意点について、このようなアドバイスをもらいました。
どの目薬も使用期限に注意してください。目薬の容器や外箱には開封前の使用期限を記載しています。
使用している点眼液の中に浮遊物や濁りなどが見られたら、すぐに使用を中止してください。
製品によっては『開栓後、約10日間を使用の目安』とするものもあります。また、『1回使い切りの製品』や『薬剤液を希釈して3日以内に使用する製品』などもあります。
市販の製品はそれぞれ使用期限が異なりますので、必ず使用する目薬の添付文書や取扱説明書をよく読んで、指示に従って使用してください。
目薬の保管については、まず使用期限があることを認識しましょう。
使用期限は製品によって異なるので、使用に当たっては期限を確認するようにします。
また、用法については製品に添付されている説明書などをよく読んでそれに従い、使用期限を過ぎた目薬は保管せずに捨ててくださいね。
「まだ液が残っているから」と使い続けるのは危険です。見た目に変化がなくても、成分が変質している可能性があるので、目に直接使うものだけに期限の確認はこまめにしておきたいですね。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]