「早く知りたかった…」 ほうれん草のゆで汁で掃除をする方法に驚いた!
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曇りの日がベスト! ベランダ掃除の正解に「目からウロコ」「やってみる」ベランダの掃除を後回しにしていませんか。ベランダは汚れがたまりやすいので、放置すると思わぬトラブルを招くことがあります。掃除のタイミングを意識して、きれいなベランダを保ちましょう。

毎日きれいを保ちたいなら? 排水口の正しい掃除順に「スッキリした」「参考になる」お風呂の排水口掃除を、つい後回しにしていませんか。お風呂の排水口は、髪の毛や皮脂、せっけんカスなどさまざまな汚れがたまりやすい場所です。放っておくと悪臭や詰まりの原因にもなるので、適切な方法で対処しましょう。
ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれる、ほうれん草。
筆者の家でも健康のために、鍋の具材やおひたしなど、さまざまな料理に使っています。
そんな栄養豊富なほうれん草ですが、実は下ゆでの時に使った、ゆで汁が掃除に一役買ってくれるということをご存知でしょうか。
本記事ではいつも捨ててしまっているほうれん草のゆで汁を使って、排水口を掃除する方法を紹介します!
ほうれん草のゆで汁を使って掃除する方法
掃除の仕方は、とっても簡単です!まずは鍋に水をはって、ほうれん草をゆでていきましょう。
筆者はほうれん草をおひたしにするので、沸騰したお湯に茎から根元の部分をつけて、茎がしんなりするまで1分ほどゆでました。
ゆで上がったらほうれん草をお湯から出しておきましょう。ちなみに、掃除に使用するのは、ゆで汁のみです。
ゆで汁の準備ができたら、早速掃除を開始!
ただし、沸騰したほうれん草のゆで汁は、とても熱くなっています。
そのまま排水口に流すと、排水パイプや排水口そのものを痛めてしまう恐れがあるので、必ず粗熱をとってからゆで汁を使ってください。
ほうれん草のゆで汁は、1分しかゆでていないのにも関わらず、しっかりと色が付いています。
ゆで汁は少し温かさの残る状態まで粗熱を取り、冷ましておきました。
今回ゆで汁で掃除する排水口のゴミ受けは、こんな感じ…。最近掃除をサボっていたこともあり、ちょっと触っただけでヌルヌルして、気持ちが悪い状態です。
この茶色く変色した排水口のゴミ受けが、ほうれん草のゆで汁だけで、どこまできれいになるのでしょうか。
それでは、いよいよ掃除を開始していきましょう!
まずボウルに入れたゆで汁を、ゴミ受けにまんべんなくかけていきます。ゴミ受け全体にゆで汁がかかったら、歯ブラシでこすります。
軽くこすっただけですが、きれいに汚れが落ちてビックリ!これは想像以上の効果かもしれません。
ほとんど力を加えることなく歯ブラシでゴシゴシしているだけで、茶色い汚れがどんどん落ちていきます。
歯ブラシでこすること約5分。汚れて茶色になった排水口のゴミ受けが、元通りの色になりました!
こんなにもきれいになるなんて、今まで知らずにゆで汁を捨てていたのがもったいないと感じてしまいます。
もちろん、網目の中の頑固な汚れまでが完璧に落ちるわけではありません。ですが、時間があまり経過していない汚れは、ぬめりもきちんと落ちています。
ほうれん草のゆで汁を使って歯ブラシでこすっただけで、ここまで落ちるとは驚きです!
ここでちょっと疑問に思ったのが、「そもそも、なぜほうれん草のゆで汁だけで汚れが落ちたのか?」ということ。
調べたところ、ほうれん草に含まれているアクにはシュウ酸という成分が含まれており、そのシュウ酸に汚れやさびを取る力があるそうです。
このシュウ酸は酸性洗剤にも含まれており、シンクや排水口の水垢やヘドロ汚れに効果てきめんなのだとか。
このことから、シュウ酸が溶け出したほうれん草のゆで汁は、洗剤の代わりに活用できるというわけです。
栄養満点のほうれん草を食べて、残ったゆで汁は活用できるなんて、まさに一石二鳥のライフハック。
ほうれん草を使う日には、ゆで汁を捨てずに、気になるところを掃除してみてはいかがでしょうか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]