オムライスで定番の具材７選　アレンジにおすすめの具材やレシピも紹介

「オムライスの具材を何にしたらいいか分からない」「アレンジしてみたいけどどの具材を使えばいいの」と悩んだ経験のある人はいるでしょう。

オムライスはさまざまな具材が使われていることもあり、何を入れればいいか悩む人もいると思います。

特に和風あんやホワイトシチューなど、ケチャップ以外のソースを使ったオムライスを作る場合に「何の具材を使えばいいか分からない」と考えてしまうでしょう。

そこで本記事では、オムライスでよく使われている具材について解説します。変わり種の具材やソースの種類まで詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

オムライスで定番の具材７選

定番の具材として、以下の７種類があります。

それぞれオムライスに入れるとどのような味わいになるかを詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

鶏肉

オムライスでよく使われる肉類として、鶏肉があります。

鶏肉はケチャップライスにうまみを加えるのにおすすめの具材。歯ごたえがあり、満腹感も高くなるのが魅力的です。

歯ごたえをよくしたい人は、鶏肉を大きめに切ってケチャップライスに入れるとよいでしょう。

牛や豚よりも比較的安く購入できる点もメリット。ケチャップライスだけでなく、バターライスを使用する際にもおすすめです。

玉ねぎ

玉ねぎを使うことで、味に奥行きのあるケチャップライスを作れます。ご飯を投入しても玉ねぎの食感が残り、玉ねぎならではの風味を味わえるでしょう。

玉ねぎを使う際は、みじん切りか荒いみじん切りにして使うのが一般的です。飴色になるまで炒めていることで甘みが増し、おいしく食べられます。

ケチャップライスの具材以外にも、デミグラスソースやホワイトソースの具材として使うのもおすすめです。

人参

人参もオムライスに食感を与える役割をもっています。玉ねぎやピーマンなどと比べると火を通しにくいため、小さめにカットして炒めましょう。

ケチャップライスにすることで人参特有の風味が抑えられるので、人参嫌いな子供でも食べやすいのがメリットです。

きのこ類

ソースの具材として使う場合は、きのこが定番です。

きのこの種類によっては、和風と洋風どちらにもアレンジできます。例えば、デミグラスソースであればマッシュルームやしめじ、和風ソースを作るならしいたけや舞茸などがおすすめ。

自分の好みにあったきのこを使うことで、風味のあるオムライスを楽しめます。

ケチャップライスの中に入れてもリッチな味わいになるので試してみましょう。ケチャップライスに使う場合は、マッシュルームが定番となっています。

マッシュルームをスライスして、ほかの具材と一緒に炒めて作りましょう。

ハム・ベーコン・ソーセージ

ハムやベーコン、ソーセージなどの加工肉もオムライスの具材としてよく使われています。

簡単にオムライスを作りたい際にすぐに使えるのがメリット。卵とご飯、ケチャップ、加工肉さえあれば、簡素ながらもおいしいオムライスができ上がります。

特にベーコンの場合は、ワンランク上の味わいになるのでおすすめ。じっくり火を入れることでうま味が引き出されます。

ハムを使う場合は、１cm程度にカットして使いましょう。スライスタイプの場合は火がすぐに通ってしまうので、焦げないように注意してください。

ソーセージは輪切りにして使うことでご飯となじみやすくなり、歯ごたえがあるケチャップライスに仕上がります。

グリーンピース

グリーンピースは火の通りがよく使いやすい定番の具材です。ケチャップライスに緑色の色合いを付け加えられ、カラフルな仕上がりになります。

グリーンピースは豆類で、タンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養素を多く含んでいるといわれています。市販で冷凍食品として売られているので、手軽に使えるのがメリットです。

ただし、グリーンピースが苦手な人も少なくありません。グリーンピースが苦手でオムライスの彩りをよくしたい人は、ピーマンや粉パセリなどで緑色を付け加えることをおすすめします。

ピーマン

ピーマンは、栄養満点で見栄えもよくなる具材としておすすめです。

グリーンカラーの色合いがケチャップの色に映えるので、よりおいしそうな見た目になります。ケチャップライスに苦味が変わることでアクセントになるのもおすすめです。

ただし、ピーマンが嫌いな人や風味が変わるのが嫌な人もいるかもしれません。風味を変えずに食べたいという人は、パセリやブロッコリーなどで代用してみましょう。

オムライスのアレンジにおすすめの具材５選

変わり種として使われているものや、アクセントによい具材を５つ紹介します。

いつもと違う食感や味を楽しみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

ミックスベジタブル

ミックスベジタブルは、手間をかけずに野菜を加えたい時におすすめです。

ミックスベジタブルにはコーンとグリーンピース、角切りにされた人参などが入っており、色合いが鮮やかでカラフルな見た目のケチャップライスに仕上がります。

また、コーンの甘みが追加されるので、子供でも食べやすいでしょう。

ひき肉

ひき肉を使うことで、ケチャップライスがミートソース風に仕上がります。

ひき肉のうまみがライス全体に馴染み、コクのある味わいになるのが特徴です。ひき肉をよりおいしくするには、ミートソースのような味付けにしましょう。

さっぱりとした味わいにしたい場合は鶏ひき肉、ミートソースをオムライスにかける場合は合びき肉など、味付けによって種類を変えましょう。

レンコン

和風のオムライスを作りたい人は、レンコンを材料にするのも１つの手です。和風ソースとの相性が抜群で歯ごたえもありおいしく食べられます。

根菜は体を温める効果もあるので、冬に食べるとよいでしょう。

チーズ

定番の人もいるかもしれませんが、チーズもケチャップとの相性がよくおすすめです。

ケチャップライスの中に詰めてトロトロに溶かしてもおいしいですし、卵と一緒に加えてチーズの風味が加わったオムレツを作るのもよいでしょう。

チーズはシュレッドチーズやとろけるチーズ、スライスチーズどれを使ってもOKです。

エビ

ぷりっとした食感のエビは、クリームソースやトマトソースとの相性がいいためオムライスにもぴったり。

ケチャップライスとバターライスどちらにも使えます。オムライスを作った後に、ソテーとして盛り付けるというアレンジもおすすめです。

簡単に調理したい場合は、すでに下処理が済んでいる冷凍食品を使いましょう。

オムライスにおすすめのソース５選

オムライスにおすすめのソースとして、以下の５つがあります。

それぞれのソースの特徴について詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ケチャップ

ケチャップはオムライスの定番ソース。黄色い卵に赤色のケチャップという絵は誰でも浮かぶのではないでしょうか。

卵の上に、字や絵を書いてデコレーションもできるのでおすすめです。

市販のものを買うだけでいいので、手軽に使えるのがメリット。健康面が気になる人は減塩のものや無添加のものを使うとよいでしょう。

デミグラスソース

ハンバーグでもよく使われているデミグラスソースは、オムライスとの相性も抜群です。うま味が凝縮されて奥の深い味わいを楽しめます。

玉ねぎやマッシュルームを入れることでより、見た目がおしゃれになり野菜のコクも楽しめます。

デミグラスソースの缶詰を使えば、自作する必要がないので手軽に作れるでしょう。

自分の好みに合ったデミグラスソースがよい場合は、ケチャップとソースを混ぜ合わせて作ってみてください。

和風あんかけ

和風オムライスの場合は、だしや醤油であんを作ります。

片栗粉のとろみと、とろとろの半熟卵の相性がよく、濃厚な味わいを楽しめるでしょう。

あんかけによっては、オムライスの熱が逃げるのを防ぐことができるので、温かいまま食べられるのが魅力です。

きのこや人参などを炒め、最後にだしや醤油を混ぜて片栗粉をまぶすと、野菜たっぷりのあんかけの完成。

野菜やきのこをのせると見栄えのよい仕上がりになるので、ぜひ試してみましょう。

トマトソース

ケチャップと似ていますが、カットトマトを使ってソースを作るのも１つの手です。

きのこや玉ねぎを使ってアレンジすることで、うまみのあるソースを作れます。トマトソースはケチャップと比べると水分量が多く味が控えめなため、ソースをたっぷりつけて食べたい人におすすめです。

電子レンジでも作れるので、短時間で調理したい人は試してみましょう。

ホワイトソース

まろやかな味のするオムライスを食べたい場合は、ホワイトソースがおすすめ。

市販のホワイトソースを使うことで簡単に調理できます。

料理にこだわりのある人は、牛乳や生クリーム、小麦、コンソメなどを合わせて作ってみましょう。ほうれん草やベーコンを追加すると、色鮮やかなオムライスになります。

オムライスをおいしく作る３つのコツ

オムライスをおいしく作るコツとして、以下の３つを紹介します。

初心者でもできるコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ケチャップライスは炊飯器で作る

味付けにムラがないよう、ケチャップライスは炊飯器で作りましょう。

フライパンで作ると、ケチャップが付いていない部分もでき、味に偏りが出てしまうことがあります。ケチャップの水分が残って水っぽくなり、べチャッとしたオムライスになることも。

炊飯器はスイッチを押すだけで簡単に均一な味付けができます。炊飯器で作る場合は油を使わないため、カロリーを抑えたい人にもおすすめです。

卵は切るように溶く

卵は菜箸を垂直にして、泡を立てず切るように溶きましょう。泡立てないで溶くことで、表面がつるっとしてきれいな仕上がりになります。

溶いた卵はフライパンに流し、菜箸で全体を混ぜてふわっとした状態にしましょう。混ぜたらフライパンをゆすり、半熟の状態にします。卵から気泡が発生した場合は潰してください。

ラップで包んで盛り付ける

お店のように卵をケチャップライスで巻いたオムライスを作りたい場合は、ラップを使うと簡単です。

はじめに卵をラップの上に乗せ、その後にケチャップライスを適量乗せます。最後にラップでくるんで形を整えれば完成です。

ラップを巻く際は上下のラップを真ん中に引き寄せ、最後に左右の端をリボン状になるように巻きましょう。ラップがない場合は、クッキングシートでも代用できます。

おいしく作れるオムライスのレシピ３選

オムライスのレシピを３つ紹介します。

それぞれ自身の好みに合ったものを作りましょう。

基本のオムライス

オーソドックスなオムライスの作り方です。好みに合わせて人参やピーマンなども加えてみてください。

炊飯器で作るオムライス

オムライスは炊飯器でも作れます。ケチャップライスの味つけを全体的に均一にしたい人は試してみましょう。

和風オムライス

しらすと刻みねぎを使った和風オムライスです。あんをかけた後にねぎとごまを散らすことで、見栄えがよりよくなります。

好みに合わせてオムライスの具材を決めてみよう

オムライスは和風や洋風などによっておすすめの具材が異なります。

ケチャップライスを作りたい場合は、鶏肉や人参、玉ねぎなどさまざま定番の具材を使いましょう。少し味を変えたい人はエビやひき肉などもおすすめです。

また、ソースもさまざまな種類があり、きのこや野菜、ベーコンなどを使ったソースを作ると見栄えもよくなります。

おいしいオムライスを作るためにも、自分の好みに合った具材を選んだり、さまざまな食材を試したりしてみましょう。

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[文・構成／grape編集部]