スーパーで目にした『呼びかけの貼り紙』 内容に「本当にそれ」「理解できない」
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渋谷陽一さんが逝去 音楽誌『rockin’on』を創刊2025年7月22日、『ロッキング・オン・グループ』(株式会社ロッキング・オン・ホールディングス、株式会社ロッキング・オン、株式会社ロッキング・オン・ジャパン)の代表取締役会長である、渋谷陽一さんが亡くなったことが分かりました。74歳でした。
『真面目』と評されることが多い、日本人。それゆえ、接客業のホスピタリティの高さが長所として挙げられます。
日本の接客業は、どんなに庶民的な店でも基本的に丁寧。また、海外諸国と比べると、接客ルールやマナーが厳しいとされています。
しかし、そういった風潮は、日本の長所であると同時に、欠点にもつながっているのかもしれません。
スーパーで目にした貼り紙に考えさせられた理由
東京都内のスーパーマーケット(以下、スーパー)を訪れた、Alunim(@AluminiumMania)さんは、目に入った貼り紙に対し、強い疑問を抱いたといいます。
つづられていたのは、店長による客への呼びかけ。その内容を読み、Alunimさんは、こう思ったのです。
「こういったクレーム対策は、未だに理解できない」
客への呼びかけは「店員が、仕事中に水分補給をすることがあります」という、理解を求めるもの。
レジ対応などの業務などは、基本的に立ちっぱなしです。また、忙しい時間帯になると、言葉を発する機会も増加します。
もし水分不足になってしまったら、最悪の場合、倒れてしまう可能性もあるでしょう。店側は、従業員の健康を守るため、こういった呼びかけを行っていることが推測できます。
店側による、優しさにあふれる対応。しかし、その呼びかけが行われているのは、理解を示さない人が一定数存在するということ。
日本では過去にも、休憩をしている救急隊員などに対し、「サボっている」とのクレームが寄せられたケースが報告されています。
『真面目』と評される国民性ゆえの問題に、多くの人からさまざまな意見が上がりました。
・本当にそれ!電車やバスの中にも、こういった貼り紙があるよね…。
・自分の近所のスーパーでも見ました。店員さんは、遠慮せず水分補給してほしい!
・真面目なのはいいことだけど、日本人はもう少し心のゆとりが欲しい。
こういった貼り紙がなくなり、当たり前のように店員が水分補給をできるようになったら、多くの人が過ごしやすい社会に近付くのでしょう。
[文・構成/grape編集部]