ステーキはどう焼けばおいしい? 東京ガスの検証に「そこが重要とは」「納得しました」
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- 出典
- ウチコト(東京ガス)
家で成功させることが難しい料理のひとつに、ステーキが挙げられます。お店のような焼き上がりにならず、満足できないこともしばしば。そんな時にはぜひ、東京ガスが公式サイトで公開した実証を参考にしてみませんか。
一番大切なヒントは『ストレス』だった
自宅でステーキを焼いても、なぜかお店で食べるように焼き上がらないことは多々あります。
硬くなってしまったり、焼きすぎてしまったり、そもそも焼き加減が分からなかったりと、せっかくのごちそうがおいしく仕上がらず、がっかりしてしまう人も多いかもしれません。
そんな悩みは東京ガスが公式サイトで公開している焼き方で解決を目指しましょう。東京ガス都市生活研究所と食情報センターの調査から分かったコツを取り入れれば、ご家庭でもおいしく仕上がるはずです。
1.肉にストレスをかけない
プロのシェフはステーキを焼く時に『肉にストレスをかけないこと』を意識しているのだそうです。それを参考に、東京ガスは以下のコツを提案しています。
どれも自宅ではなかなかしていないことではないでしょうか。一般的にご家庭での料理では『フライパンが温まったらお肉を入れる』という風にしていた人が多いはず。予熱に関する点は、意識して変えていきたいですね。
熱いフライパンにいきなり肉を入れると、表面だけが急激に加熱されてしまいます。それが肉にとって大きなストレスになるのだとか。コールドスタートなら少しずつ肉に火を入れられます。
また、15秒ごとに返しながら焼くことによって、均一に火が入るそうですよ。
焼き方を変えて実証
さらに東京ガスは、ストレスをかけない焼き方と90秒で肉を返す一般的な焼き方で比較し、実証した結果も公開しています。
それによると、ストレスをかけない焼き方は少しずつ肉に熱が入り、5分30秒~6分ほどでおいしそうな焼き色に仕上がっています。
切り口は外側の茶色から中心のピンクまでがグラデーションになっており、おいしそうなミディアムレアに。
いっぽう、90秒で裏返しながら焼く方法では肉の色が変わるタイミングが早く、返すたびに肉の色が変化する様子が分かりました。焼き時間は6分30秒~7分だったとのことです。
ただ、こちらはストレスをかけない焼き方と比べると焼きムラが出ています。生焼けの部分もあり、家で食べる時には少し気になる仕上がりに。
食べた時のやわらかさ、噛み切りやすさ、飲み込みやすさもストレスをかけない焼き方のほうが高評価だったそうです。どちらも同じステーキなのに、焼き方でここまで変わるとは驚きの結果でしょう。
ステーキの焼き加減は個人で好みが分かれますが、「やわらかく焼きたい」という時には東京ガスの実証を参考にしてみてはいかがでしょうか。家でもおいしいステーキが食べられそうですね。
[文・構成/grape編集部]