![ドライヤーを手で持っている様子](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/04/colly_7060thumb1.jpg)
※写真はイメージ
![ペットボトルの写真](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105019_03main-768x576.jpg)
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- 出典
- 国民生活センター
いつも使っているドライヤーのコードはどのような状態でしょうか。もしも破損している部分があるのなら、それ以上の使用は控えましょう。そのまま使用し続けると思わぬ事故や怪我の原因になり、とても危険です。
身体に関わる重大な事故の可能性も
コード式のドライヤーは便利ですが、「なにか変だな」と思った時にはすぐに使用を控えることをおすすめします。国民生活センターによると、ドライヤーが原因で発煙・発火・火花のような事故や火傷などが起きているそうです。
特に普段からコードをドライヤー本体に巻き付けて保管している人は要注意です。巻き付けた部分がねじれを起こし、コードが損傷して発熱や発火を起こす可能性が高くなります。
実験でコードを損傷したドライヤーを稼働させたところ、損傷のもっともひどい部分は稼働から5分後に表面温度が約80℃まで上昇したそうです。そのような短時間で火傷をしてしまう温度まで上がるとは驚きですね。
コード関連以外のトラブルも
ドライヤーのトラブルはコード関連だけではありません。吸い込み口に髪の毛を吸い込まれるトラブルも報告されています。
吸い込まれてもきれいに外せれば問題ありませんが、中には抜けなくなったり焦げたりしたという事例や、外すために髪の毛を切ったという事例もあるそうです。
使用時には吸い込み口の近くに髪の毛が当たらないように注意したほうがよいでしょう。
ヘアドライヤーは身近な家電のため、つい気軽に扱ってしまいがちかもしれません。しかし、コードの状態や使い方によっては思わぬトラブルが起こることもあります。
全体の状態を点検したり、使い方を考えてみたりするなど、安全に使えるように改めて確認してみてください。
[文・構成/grape編集部]