水筒にスポドリは絶対ダメ? 企業の回答に「勘違いしてた」「マジか」
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駅の売店で売られてたドリンク 時代とともに姿を消して…「めっちゃ懐かしい!」「見たことない…」新幹線やロマンスカーでは、座席で飲食が可能です。 現代では当たり前のようにペットボトルや缶飲料を持ち込んでいますが、それらが普及していなかった時代には、こんな飲み物が売られていました。

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- 出典
- サーモス






健康な状態を保つには、定期的な水分補給が重要。室内にいる時だけでなく、外出時も、できれば飲み物を持ち歩くのが理想といえます。
特に高温環境下や運動後といった大量の汗をかく状況では、しっかりと水分補給をしないと、熱中症に見舞われる可能性もあるでしょう。
外出時の水分補給に役立つのが、水筒。近年は性能が上がっており、飲み物の温度を長時間保つこともできます。
「『水筒にスポーツドリンクはNG』は本当?」に企業が回答
夏が近付くとSNSでよく目にするのが、「子供が学校にスポーツドリンクを持って行けるようにしてほしい」という保護者の要望。
学校によっては、水筒の中身をお茶のみに指定しています。そういった意見を持つ保護者は、脱水予防に適しているとされる、スポーツドリンクを我が子に持たせたいのでしょう。
しかし、『学校へのスポーツドリンク持ち込みの可否』が議論になるたび、こういった反対意見も上がります。
「そもそも、スポーツドリンクは水筒に絶対入れないで!」
その特性上、塩分が含まれているスポーツドリンク。一般的な水筒は金属性の素材でできているため、スポーツドリンクを入れると内部が錆びるといわれています。
水筒や弁当箱などを製造しているサーモス株式会社は、SNSでたびたび議論になる『スポーツドリンクの使用可否』について、『よくある質問』のページで回答。このように見解を示しています。
前述したように、金属製の水筒は、塩分を含むスポーツドリンクによって錆びてしまう可能性があります。
しかし近年では、内部にコーティングが施されたスポーツドリンク対応の水筒が増えていることもあり、温めたものでなければ、しっかりと洗えば問題ないとのことです。
サーモス株式会社以外の、水筒を扱う複数の企業も同様の見解のようで、「使用不可ではないが、使用後はしっかりと手入れを」と回答しています。
なお、スポーツドリンク『アクエリアス』を販売する日本コカ・コーラ株式会社も、ウェブサイトで水筒のスポーツドリンク使用可否について言及。
「内部にフッ素加工が施されている水筒は問題ないが、必ず取り扱い説明書の確認を。また、使用後はすぐに手入れをしてください」と呼びかけています。
また、水筒の内部に傷やサビがあると、それらが溶け出すことでスポーツドリンクの風味が損なわれることがあるそうです。水筒だけでなく、飲み物に変化が現れるケースもあるのですね。
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各社の見解を踏まえると、説明書などで使用不可とされていない限り、「しっかりと手入れをすれば、一概に『絶対にNG』というわけではない」と考えてよさそうです。
水筒は、毎日使うこともある道具。使用後にしっかりと洗えば、錆びを防ぐだけでなく、衛生的にも安全といえます。
帰宅したら、水筒をできるだけ速やかに洗うなど、適切な取り扱いを心がけたいですね。
[文・構成/grape編集部]