警察本部「ご理解を」 警察官の『暑さ対策』に「でかした!」「コレ標準にして」
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公共交通機関の運転士や、警察官などの公務員には、時に理不尽なクレームが寄せられます。
休憩中の水分補給や、食事を買いに行くことにも、クレームが寄せられるとか。
「怠けているように見える」などの理由から、不快に感じる人が一部いるようです。
しかし、そのようなクレームに応えていては、仕事に支障が出るばかりか、健康に害を及ぼしかねません。
変わり始めた!警察本部が採用した暑熱対策
青森県青森市にある青森県警察本部は、2024年6月28日にXを更新。
夏の暑さや紫外線の対策として、職員が冷却グッズを活用することについて、理解を求める投稿をしました。
同年7月1日から、職員の健康被害の軽減を図るため、サングラスやネッククーラー、ドリンクホルダーなどを装備するとのこと。
市民が当たり前のように行っている暑熱対策も、公務員が行うと「楽をするな」などのクレームが寄せられる場合があります。
事前に警察本部として、暑熱対策に取り組んでいることを発信し、職員を守る意図があるのでしょう。
投稿は反響を呼び、「理不尽な声に負けないで!」「体力の消費を抑えるのは、マジで大事」など、理解を示す声が押し寄せています。
・警察官も人間ですよ。健康や命を守るための対策は、堂々となさってください。
・こんな当たり前の装備についての理解を、市民に求めないといけないとは…。
・全国各地で、これが標準になってほしい。暑さにやられたら、治安維持どころじゃないよ。
・少しでも無理のない状態で、みなさまが公務を遂行できますように!
・むしろ、屋外で仕事をする職種の人たちが取り入れやすくなるよう、積極的に熱中症対策をしてほしい。
夏に暑熱対策をせず、無理な活動をすると、命に関わります。
手軽に対策ができる冷却グッズは便利で、その進化は目を見張るほど。取り入れない手はないでしょう。
万全な状態で公務にあたれるよう、世間の認識が更新され、職場環境が整うことを多くの人が願っています。
[文・構成/grape編集部]