![カレーを煮込んでいる様子](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/colly_8961thumb3.jpg)
※写真はイメージ
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- 出典
- ハウス食品
カレーを煮込む時に、ふたをするかしないかで仕上がりが異なることをご存じですか。
おいしいカレーを作るために、鍋のふたはしたほうがいいのか、それともしないほうがいいのか、理由とともに解説します。
カレーを作る時、鍋にふたはするべき?
カレーを作る時は、野菜や肉などを炒めて分量の水で煮込みますが、この時、鍋にふたをしていますか。
「なんとなくふたをしたほうがよさそう…」と、特に理由もなくふたをしている人もいるかもしれません。
実際のところ、ふたをしたほうがいいのでしょうか。
大手食品メーカー『ハウス食品』は、カレーやシチューなどを作る際に、鍋にふたをするべきか以下のように解説しています。
材料に記載している水の分量は、加熱した時の蒸発量を考慮して設定しているそうです。
そのため、パッケージの『作り方』に沿って作る場合はふたをしないで調理しましょう。
鍋にふたをした状態でカレーを煮込むと水の蒸発量が少なくなるため、とろみが付かなくなってしまうことがあります。
基本的に、カレーを作る時はふたをしなくていいそうです。
ふたをして煮込むと、短時間で具材が柔らかくなるメリットも
ただ、作り方に記載されている煮込み時間よりも長く煮込む場合は、蒸発量が多くなるためふたをして調理することをおすすめします。
ふたをせずに調理する場合は、蒸発する水分を考慮して水を加えて味を調えましょう。
ふたをすることでメリットもあります。それは、短時間で具材が柔らかくなることです。
ふたをして煮込みたいという人は、作り方の水の分量よりも少なめに入れるようにしましょう。
商品によっては、ふたをして煮込む場合の水の分量を記載しているものもあります。
メーカーが加熱によって蒸発する水の分量を計算しているため、ふたをして調理する場合は参考にしてください。
カレーを作る時にふたをしないで煮込んだほうがいい理由が分かりましたか。
一方で、ふたをするメリットもありました。それぞれの理由や注意点を知った上で、自分に合った方法を選ぶとよいですね。
ふたの有無によって変わる水分量に注意しながら、おいしい煮込み料理をつくりましょう。
[文・構成/grape編集部]