カレーのルウを溶かす時は「火を止めて!」 ハウス食品が教える『理由』とは?
公開: 更新:

※写真はイメージ

クリアファイルの角を切り落とせば… 意外な使い道に「天才だ」「この発想はなかった」日常の家事がラクになるような裏技を、Instagramで発信している、ゆっこ(yukko_mamachan__)さん。 家に余りがちなクリアファイルの、意外な活用法を紹介し、反響を呼びました。

こんな使い方があったのか… つっぱり棒の活用法に「天才的」「これは思い付かない」そんなつっぱり棒の意外な活用法を、Instagramで紹介した、ぽむ(pom___room)さん。 どれも日常生活をラクにするものばかりで、あなたも「こんな使い方があったのか…」と驚くことでしょう。
カレーを作る時には、具材をある程度煮込んだら、市販のルウを割り入れます。そこからさらに煮込みますよね。
温度が高いほうが物が溶けやすいように思えますが、ルウを入れる時に火を止めるのはなぜでしょうか。
『バーモントカレー』などでおなじみ、ハウス食品株式会社(以下、ハウス食品)に聞きました。
ルウを入れる時に火を止める理由
『バーモントカレー』のパッケージにもルウを割り入れる時には、火を止めるように書かれています。
ハウス食品にうかがったところ、以下の理由があるからだそうです。
火を止めるのは、お鍋の中の温度を下げ、ルウを溶けやすくするためです。
いったん火を止めることで、お鍋の中の温度を下げ、ルウを溶けやすくするためです。
高温で煮えている鍋にルウを加えると、ルウに含まれる小麦粉が膜を作り、溶けにくくなります。
火を止めると、鍋の中の温度はすぐに90℃くらいまで下がり、ダマになる心配もなくなります。
高温に成りすぎると、ルウの回りに膜ができて、かえって溶けにくくなるとのこと。
むしろ高温のほうが「火を止めないとダマができやすい」というわけです。
これまで火をつけたまま溶かしていた人は「ダマができるのはなぜだろう…」と、思ったことがあるかもしれませんね。
ハウス食品のアドバイス通り、カレーのルウを割り入れる時は、必ずいったん火を止めるようにしましょう。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]