昆布と一緒に煮たら青色に… ちくわが変色する原因に「そうだったのか」
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※写真はイメージ
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- 出典
- 紀文
旨みがぎゅっと詰まった『ちくわ』は、煮ものに入れることが多いでしょう。その際には、だしとなる昆布も一緒に煮るという人も多いはず。
その際、「ちくわが青く変色している…!?」と驚いたことはありませんか。その原因を解説します。
昆布と一緒に煮たちくわが青く変色した理由
煮物の具としてちくわと昆布を一緒に煮たら、ちくわが青っぽく変色してしまうことがあります。
その理由が分からないと「ちくわが腐っているのかな?」「添加物の影響かもしれない」と不安になってしまうかもしれません。なぜ、ちくわが青く変色してしまうのでしょうか。
魚肉練り物製品を主に製造する食品メーカー『紀文』の公式サイトでは、ちくわが変色した理由について次のように解説しています。
『ヨウ素』は『ヨード』とも呼ばれており、昆布などの海産物に多く含まれています。ちくわが青色に変色した原因も、昆布に含まれるヨウ素によるものだと分かれば、安心して食べられますね。
なお、これはデンプンと反応して起こる現象なので、ちくわ以外にもごはんやお餅、うどんなどと煮込んでも同じような青く変色する可能性があります。
ちくわの腐敗の可能性も
ただし、ちくわの変色は腐っている時も起こる現象なので注意が必要です。
ちくわの腐敗が進んでいると、表面にカビが生えて変色したりぬめりが出てきたります。糸を引くこともあり、酸っぱい臭いや生臭い臭いがしてきたら明らかに腐っているため絶対に食べないようにしましょう。
昆布と煮たちくわが変色する理由を紹介しました。
ちくわが青く変色したら、もしかして腐っているのかも…と心配になるかもしれません。しかし、買ったばかりのちくわを昆布と一緒に煮た場合は心配いりません。
昆布に含まれるヨウ素とちくわに含まれるデンプンが反応したのが変色の原因です。安心しておいしくいただきましょう。
[文・構成/grape編集部]