レンジ解凍したご飯がおいしくない! 企業に聞いた理由に「そうだったのか」
公開: 更新:

※写真はイメージ

ポケットティッシュはそのままカバンに入れないで! 持ち運び方に「正解コレ」ポケットティッシュがカバンの中で潰れてボロボロになっていたという経験は誰しもがあるのではないでしょうか。ポケットティッシュをグシャグシャにならずに持ち歩ける裏技を紹介します。

ペットボトルの底に磁石を入れて? 3時間後の結果に「次からコレ!」洗ったペットボトルを乾かす時、中だけがなかなか乾かず困ったことはありませんか。この悩みは、身近な『ある物』を使うとすっきり解決できます。牛乳パックを乾かす時にも使えるアイディアなので、ぜひチェックしてください。
炊いたご飯を冷凍して、必要な時に電子レンジで温めて食べるというのは、どの家庭でもよく行うことでしょう。
冷凍したご飯があると便利ですが、温める作業に失敗して、ベチャベチャになったことはありませんか。
冷凍ご飯の適切な温め方を総合家電メーカーのパナソニック株式会社(以下、パナソニック)に聞きました。
冷凍ごはんのおいしい温め方
パナソニックによれば、電子レンジでの冷凍ご飯の温め方について「基本は『あたため』で加熱します。お好みの温度に設定できる機種では、55~70℃の範囲で設定しましょう」とのこと。
温める時のポイントは以下のようになります。
・温める分量は300gまで(ごはんの重さは、お茶碗1杯で約150g。大盛りでは200~240gぐらいが目安)。
・耐熱性の平皿にのせる。
・蓋付き容器を使用しない。
・ご飯をラップで包んだ時、重なったところは下にする。
※指定の重さより、少ない量、多い量を温める時は、うまく加熱ができない場合があります。手動で様子を見ながら加熱してください。
パナソニックによると、電子レンジで加熱してベチャベチャになるのは「ご飯を温めた時に発生する露と、レンジの過加熱が原因かもしれない」とのこと。
「ラップの端を少し開けたり、容器の蓋を少しずらしたりして温め、温度を60~70℃に設定し、温めすぎないことがコツ」とアドバイスをもらいました。
温め終わったらすぐにご飯をほぐして、蒸気を逃がすようにしましょう。また、電子レンジでアツアツにしすぎると、すぐに固くなるので注意してください。
ご飯の保存方法も大事
パナソニックによれば、冷凍ごはんを温めておいしく食べるには、保存の仕方も大切とのこと。2日以上の保存をする場合は冷凍保存がおすすめだといいます。
保存目的で多めにご飯を炊いた場合は、炊けたらすぐにラップで包むか、タッパーなどの容器に入れましょう。
保存する場合は「炊けたら早いうちにラップで包むこと」がおいしさを保つコツとのこと。
パナソニックによると、ラップで包む時には、以下の点がポイントだそうです。
・できるだけ空気に触れさせないようにする。
・急速冷凍をして凍結スピードを早める。
・ご飯をしゃもじなどで押し付けたり、押し潰したりしない。
ラップで包む場合は、1人前を平らにしてピッチリ包みましょう。タッパーなどの容器に入れる場合は、空気が入らないよう隙間なく詰めるのがおすすめです。
パナソニックのアドバイスを参考に、電子レンジをうまく使って冷凍したご飯をおいしく食べましょう。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]