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レンジ解凍したご飯がおいしくない! 企業に聞いた理由に「そうだったのか」

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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冷凍ご飯の写真

※写真はイメージ

炊いたご飯を冷凍して、必要な時に電子レンジで温めて食べるというのは、どの家庭でもよく行うことでしょう。

冷凍したご飯があると便利ですが、温める作業に失敗して、ベチャベチャになったことはありませんか。

冷凍ご飯の適切な温め方を総合家電メーカーのパナソニック株式会社(以下、パナソニック)に聞きました。

冷凍ごはんのおいしい温め方

パナソニックによれば、電子レンジでの冷凍ご飯の温め方について「基本は『あたため』で加熱します。お好みの温度に設定できる機種では、55~70℃の範囲で設定しましょう」とのこと。

温める時のポイントは以下のようになります。

・温める分量は300gまで(ごはんの重さは、お茶碗1杯で約150g。大盛りでは200~240gぐらいが目安)。

・耐熱性の平皿にのせる。

・蓋付き容器を使用しない。

・ご飯をラップで包んだ時、重なったところは下にする。

※指定の重さより、少ない量、多い量を温める時は、うまく加熱ができない場合があります。手動で様子を見ながら加熱してください。

パナソニックによると、電子レンジで加熱してベチャベチャになるのは「ご飯を温めた時に発生する露と、レンジの過加熱が原因かもしれない」とのこと。

「ラップの端を少し開けたり、容器の蓋を少しずらしたりして温め、温度を60~70℃に設定し、温めすぎないことがコツ」とアドバイスをもらいました。

温め終わったらすぐにご飯をほぐして、蒸気を逃がすようにしましょう。また、電子レンジでアツアツにしすぎると、すぐに固くなるので注意してください。

ご飯の保存方法も大事

パナソニックによれば、冷凍ごはんを温めておいしく食べるには、保存の仕方も大切とのこと。2日以上の保存をする場合は冷凍保存がおすすめだといいます。

保存目的で多めにご飯を炊いた場合は、炊けたらすぐにラップで包むか、タッパーなどの容器に入れましょう。

保存する場合は「炊けたら早いうちにラップで包むこと」がおいしさを保つコツとのこと。

パナソニックによると、ラップで包む時には、以下の点がポイントだそうです。

・できるだけ空気に触れさせないようにする。

・急速冷凍をして凍結スピードを早める。

・ご飯をしゃもじなどで押し付けたり、押し潰したりしない。

ラップで包む場合は、1人前を平らにしてピッチリ包みましょう。タッパーなどの容器に入れる場合は、空気が入らないよう隙間なく詰めるのがおすすめです。

パナソニックのアドバイスを参考に、電子レンジをうまく使って冷凍したご飯をおいしく食べましょう。


[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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出典
パナソニック株式会社(取材協力)レンジでご飯や冷凍ご飯をあたためるときは

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