もしかして掃除をサボってる? 製氷機のお手入れ方法に「覚えておきます」
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- 出典
- Panasonic
『自動製氷機付き冷蔵庫』は、その名のとおり自動で氷を作ってくれる機能が付いた冷蔵庫です。
冷凍庫の中にある給水タンクから自動的に水が注がれるので、手間なく氷を作れます。
製氷機という性質上『水』と『冷気』しか使いませんが、定期的な掃除が必要なことを知っていますか。
『パナソニック』のブランドサイトでは、自動製氷機のお手入れ方法を紹介しています。
『パナソニック製品』の掃除方法となるので、違うメーカーの冷蔵庫を使っている場合はそれぞれの取扱説明書をご確認ください。
自動製氷機は意外と汚れている
24時間365日動き続ける冷蔵庫は、掃除の頻度が少ない家電製品です。
何かの汁がこぼれたなど見た目に分かる汚れであればその場で拭き取ることもあると思いますが、よほどのことがない限り「掃除をしよう」とはならないのではないでしょうか。
中でも、汚れることの少ない製氷室は冷蔵室よりも掃除の頻度が下がります。しかし、水しか入れていない製氷機も、思いの外汚れているのです。
『パナソニック製品』の自動製氷機では、次の6つをお手入れします。
・給水タンク
・浄水フィルター
・貯水ケース
・製氷皿
・防音マット
・アイスシャベル
しっかりとお手入れできていないと、水あかが付いたり浄水フィルターの目詰まりが起きたりするので注意しましょう。
1.給水タンクと浄水フィルターのお手入れ
給水タンクのふた、浄水フィルター、裏側にあるパッキングを取り外したら、浄水フィルターとパッキングを水で優しく洗いましょう。洗い終わったら、元の場所に戻して完了です。
『パナソニック製品』は、ダイレクト給水方式のため給水経路のお手入れは要りません。
浄水フィルターは定期的な交換が必要です。『パナソニック』では、交換の目安を次のように紹介しています。
2.貯水ケースのお手入れ
製氷室のドアをいっぱいにまで引き出し、貯水ケースを取り出します。水で洗ってから元に戻せば完了です。
『パナソニック製品』の場合、貯水ケースのレールやレール接地面に潤滑油が塗布されています。貯水ケースを取り出す時は、レールに触れないよう注意しましょう。
3.製氷皿のお手入れ
製氷皿のお手入れは、『取り出して洗える製氷皿』と『取り出せない製氷皿』とでお手入れの仕方が変わります。
まずは、取り出して洗える製氷皿のお手入れ方法を見てみましょう。
『製氷停止』ボタンを3秒押し、製氷を停止させます。製氷機を取り出し、水洗いしましょう。この時の注意点は、スポンジなどを使わないことです。製氷皿に傷が付くと氷が剥がれ落ちなくなり、故障につながります。
製氷皿の水気を取ってから、元の場所に戻しましょう。この時、しっかりと奥まで差し込むことがポイントです。
奥まで差し込めていないと、製氷できなくなってしまいます。また、製氷皿に水を入れて取り付けると故障の原因になるため注意しましょう。
製氷皿がセットできたら『製氷停止』を3秒押し、製氷停止を解除すれば完了です。
次は、取り出せない製氷皿のお手入れ方法を見てみましょう。
お手入れを始める前に、貯氷ケースに氷が入っていないことを確認します。氷が残っている場合は、貯氷ケースを空にしてからお手入れを始めましょう。
貯氷ケースの氷を取り除いたら、給水タンクに新しい水を入れます。製氷室のドアをしっかり閉め、『製氷おそうじ』機能を作動させましょう。
『製氷おそうじ』が終わったら、貯氷ケースにたまった水や氷を捨てます。残った氷をそのままにしておくと製氷室の底に氷がくっ付いてしまったり、1枚氷になってしまったりするので注意しましょう。
最後に、貯氷ケース、防音マット、アイスシャベルに付いた水を拭き取れば完了です。
自動製氷機は氷を作る手間がなくなるので非常に便利ですが、目に見えない部分も多くあります。おいしい氷を安定して作れるように、自動製氷機の定期的なお手入れを心がけましょう。
[文・構成/grape編集部]