運転を止めたエアコン 温風が出るのはなぜ? 企業の回答によると…
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- 出典
- 富士通ゼネラル
テレビや炊飯器をはじめ、ほとんどの電化製品は電源を落としたり、停止ボタンを押したりすると動作が止まります。
しかし、エアコンは停止ボタンを押してもしばらく動いていることがあります。
しっかりと『停止』を押したにもかかわらず、生ぬるい風が出てくるのはなぜなのでしょうか。
多くのエアコンで見られる『冷房運転停止後に出る温風』の正体を、『富士通ゼネラル』のブランドサイトが紹介しています。
「故障しているかも」とヒヤヒヤしていた人は、理由を知ると心がすっきりするでしょう。
エアコン停止後の温風の正体は『内部クリーン』
『内部クリーン』は室内機の内部に付着した水分を乾燥する機能で、『富士通ゼネラル』をはじめさまざまなメーカーのエアコンに搭載されています。
内部クリーンは運転停止後に動作し、送風と乾燥両方の運転を繰り返すことが特徴です。
冷房運転の停止後にエアコンから温風が出てくるのは、内部クリーンが原因でした。
内部クリーンは室内機の内部に付着した水分を乾燥してカビの発生を防いでくれるので、気になっても運転を続けたほうがいいでしょう。
また、エアコンから出ている温風が内部クリーンかどうかは、室内機の運転ランプで確認できます。
温風が出てきたら運転ランプをチェックしましょう。
内部クリーンにもデメリットがある?
内部クリーンの目的は、エアコン内部の水分を乾燥させ、カビの発生を抑制することです。
エアコンをきれいにしてくれるありがたい機能ですが『ちょっとした困りごと』もあります。
まずは、温風が出ることで室内の温度が1〜2℃上昇することです。
内部クリーンは90〜100分続くので、室内にいながら温風を浴び続けると不快に感じることもあるでしょう。
次に、電気代がかかることです。冷房や暖房ほどの電気代はかかりませんが、動いている以上わずかながらの電気代が発生します。
しかし、カビが発生してクリーニング費用が余計にかかるかもしれないことを考えると、最後まで運転を続けるほうが賢いといえるでしょう。
エアコンから温風が出る理由は、カビ対策に必要なクリーン機能が理由でした。
内部クリーンのメリット、デメリットを理解したうえで、賢くエアコンを使っていきましょう。
[文・構成/grape編集部]