早老病の少女と「野獣」と呼ばれるパワーリフティング選手 2人に芽生えた固い友情
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店主がお礼をいっても無言で帰る客 テーブルにあったメモ書きに「枠な人だね」「涙が出てきた」2025年7月31日、東京都墨田区の飲食店『かどや』の店主は、同店のXアカウント(@kadoya1)にエピソードを投稿。35万件もの『いいね』が付くなど、話題になりました。

重度のつわりで苦しむ女性 父親からもらった手紙に「朝から泣いた」「愛が伝わる」体調を崩すと、身体だけでなく気持ちまで沈んでしまうことがあります。 そんな時、周囲の人の支えがあると、心が救われることがあるでしょう。 入院中の、gumi(@m19400102)さんも、気持ちが沈んでいる時期がありました。
身長約183cm、体重約150kgのたくましい男性、デイヴィッド・ダグラスさん。ビースト(野獣)というあだ名で呼ばれる彼はパワーリフティングの選手です。
デイヴィッドさんにはとても仲良しの可愛らしい親友がいます。その子の名前はリンジーちゃん。ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群という難病と闘う12歳の女の子です。早老症と呼ばれるこの病気によって、リンジーちゃんは通常の8~10倍の速さで歳をとります。
全く違う日常を生きているように見えるデイヴィッドさんとリンジーちゃん。2人の間には固い友情の絆があるのです。
出会った瞬間に芽生えた友情
デイヴィッドさんとリンジーちゃんは、重い病気と闘う子どもたちを支援するチャリティイベントで出会いました。デイヴィッドさんはこう話しています。
出会ったその日から、リンジーは僕の妹になった。彼女は僕にとって特別な意味のある存在だってことはわかっていたんだ。
僕の彼女に対する気持ちは言葉では表現できないよ。辛いことがあっても、リンジーのことを思うだけで乗り越えられる。
だから僕も、彼女のためにできることは何でもしてあげたいんだ。
「みんな僕のことを強い男だって言うけれど、リンジーはもっと強いんだ。」と話すデイヴィッドさん。そのディヴィッドさんがリンジーちゃんにあるサプライズを仕掛けました。
リンジーちゃんが参加するチャリティイベントの当日、デイヴィッドさんは「残念ながら今日は参加できないんだ」というビデオメッセージを送ります。それを見てがっかりした様子のリンジーちゃん。しかし次の瞬間、デイヴィッドさんが会場に現れます。2人の再会の瞬間をごらんください。
大きな体と大きな心を持ったデイヴィッドさんと、小さな体にでっかい心を持ったリンジーちゃん。2人のストーリーから、「誰でも誰かの力になれる」ということを教わった気がします。2人の素敵な友情がこれからもずっとずっと続いていきますように。