「自粛ムードはいらない」 被災してわかった必要なもの By - grape編集部 公開:2016-04-22 更新:2018-06-10 Jam熊本地震考え方 Share Post LINE はてな コメント 出典:@jam_filter 地震で大きな被害を受け、今も余震が続く熊本・大分。被災生活を送る人々の様子が連日報道されるのを目にし、被災していない地域に住んでいても、なんとなく元気が出ない…。そう感じている方も多いかもしれません。 苦しんでいる人たちがいるなかで、贅沢をしたり、楽しんだりすることにどこか罪悪感をおぼえる。自粛しなくては。そう考えたりしませんか。 ですが、被災者の気持ちとしては、それに反するものが多いようです。これは「被災してわかったこと」という内容で投稿されたツイートです。 【被災してわかったこと】○必要なもの生活用水、暖かい食事、物資がどこにあるか、娯楽、何か簡単な作業○要らないもの自粛ムード、不謹慎連呼、被害の悲惨さばかり流すテレビ○長期的に必要なもの県外から遊びに来るお客さんみんなもう少し落ち着いたら熊本に遊びに来て!— くゆりびブラスターエリート (@quyuribi) 2016年4月21日 「要らないもの」として挙げられているのは、「自粛ムード」でした。「もう少し落ち着いたら熊本に遊びに来て!」この言葉が印象的です。 今できる応援をして、あとは普段通りに暮らす。それが今、被災地から求められていることではないでしょうか。 イラストでわかりやすく表現してくださった方も。 災害の度に自粛・共感ムードがあるけど、日本に住んでる限りいつか順番がまわってくるから、それまで安全な場所にいる人はいつもどおり元気に経済を回すのが一番復興の支えになれる気がします。自分に順番が来た時は周りにそうやって支えて欲しい。 pic.twitter.com/mOOvtug095— Misako JAM Tsutsui (@jam_filter) 2016年4月19日 阪神・淡路大震災、東日本大震災を経験し、国内の過度な自粛がかえってダメージを増すということは感じてきたことかもしれません。 神話の時代から言われていたこと 天災とかで自粛ムードになってかえって世の中回らなくなるの、最近やっとよくないっていわれるようになったけど、実のとこ「神様が引きこもる様な災いが起こったら、自粛なんかせずお祭り騒ぎした方がいい」って対策が大昔からマニュアル化されてたりするから、神話とか伝えてくの本当に大事。— 清少納言 (@seisyounagon_) 2016年4月15日 過度に自粛せず、余裕があるなら募金を 大きな災害のときに近しい人の心配をするのは当然なんだけど、そうじゃない人まで謹慎モードに入ったらダメだというのは数年前にみんな学んだはずなので、元気な人は元気に遊んで経済を回してほしいしそれを無駄に叩いたりもしないでほしいと思う。余裕がある人や財団は多めに募金をしたらいい。— たろちん (@tarochinko) 2016年4月15日 普通に生きることが被災地を救う 東日本大震災の経験者として言いたい。「過度な自粛はおやめなさい」心配や哀悼は当事者だけで十分。幸運にも被災を免れた人達に課せられた使命は、被災した人の分まで「普通に生きる」ことなのだ。それによって得られた経済的利得が被災地を救う。一緒になってお通夜をするべきではない。— Sunrise (@Tech_JP) 2016年4月14日 被災者の方のなかでも、また違う意見もあるはずです。ですが、聞く側が元気でいなければその声に耳を傾けることすらできません。 余裕のある人々が経済を回すことで、被災地から助けを求める声が上がったときに適切に手助けすることができるでしょう。 笑顔で観光に訪れることができる日が、一刻も早くやってきますように。 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 元プロ野球選手 清原和博容疑者、逮捕される ファンは動揺…2016年2月2日、元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました 出典 @jam_filter/@seisyounagon_/@tarochinko/@Tech_JP/@quyuribi Share Post LINE はてな コメント
地震で大きな被害を受け、今も余震が続く熊本・大分。被災生活を送る人々の様子が連日報道されるのを目にし、被災していない地域に住んでいても、なんとなく元気が出ない…。そう感じている方も多いかもしれません。
苦しんでいる人たちがいるなかで、贅沢をしたり、楽しんだりすることにどこか罪悪感をおぼえる。自粛しなくては。そう考えたりしませんか。
ですが、被災者の気持ちとしては、それに反するものが多いようです。これは「被災してわかったこと」という内容で投稿されたツイートです。
「要らないもの」として挙げられているのは、「自粛ムード」でした。「もう少し落ち着いたら熊本に遊びに来て!」この言葉が印象的です。
今できる応援をして、あとは普段通りに暮らす。それが今、被災地から求められていることではないでしょうか。
イラストでわかりやすく表現してくださった方も。
阪神・淡路大震災、東日本大震災を経験し、国内の過度な自粛がかえってダメージを増すということは感じてきたことかもしれません。
神話の時代から言われていたこと
過度に自粛せず、余裕があるなら募金を
普通に生きることが被災地を救う
被災者の方のなかでも、また違う意見もあるはずです。ですが、聞く側が元気でいなければその声に耳を傾けることすらできません。
余裕のある人々が経済を回すことで、被災地から助けを求める声が上がったときに適切に手助けすることができるでしょう。
笑顔で観光に訪れることができる日が、一刻も早くやってきますように。