小5の自由研究に絶賛の声 完成したものが?「天才現る」「100点!」
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- 出典
- @muzangahara
全国の小学校で夏休みの宿題として課される、自由研究。
その名の通り、何をやるかは各々の『自由』です。作品を制作したり、好きなことについてレポートを書いたりと、子供たちの個性が表れますよね。
ナナ(@muzangahara)さんの長子が取り組んだ自由研究は、まさに個性が出ており、かつ全力で楽しんだことが伝わるものでした!
小学5年生の『夏休みの自由研究』に大人からも絶賛の声
2024年の夏休み、小学5年生になる長子は、夏祭りで長期休暇を満喫していました。
そんな中、目に入ったのは光る剣のオモチャ。しかし価格は千円と、子供のお小遣いにはちょっぴり高めです。
諦めてその場を立ち去ろうとしたところ、長子はふとこう思ったといいます。
「この光る剣って、自分で作ったらいくらになるのかな?」
出店で購入したら千円かかりますが、自作すれば安く手に入れられるかもしれません。長子はこの疑問を、今回の自由研究のテーマにすることにしました。
母親であるナナさんは、特撮番組などのコスプレが趣味であり、技術を生かして小物も自作しています。長子は普段のナナさんを参考に、剣を作り始めました。
『できるだけ安価で剣を作るにはどうすればいいか』という点も考えた上で、いろいろな材料を用意した長子。
自宅にあった材料も活用し、なんと自身でデザインも施した上で、理想の光る剣を完成させました!
グリップの部分にあるスイッチをオンにすると、テープライトによって剣が点灯する仕組み。
ナナさんの長子は設計図を掲載した上で、夏休みの自由研究として紙にまとめています。
今回のテーマは『千円のオモチャを自作したらいくらになるか』というもの。
長子は660円で材料をそろえたものの、自宅にあったものの値段も合わせると、材料費だけで4千円は超えていたといいます。
もちろん、材料があっても勝手に剣が完成するわけではありません。剣を1つ作るにも、人の労力が必要となります。
自身の作業時間と、住んでいる地域の最低賃金の時給を踏まえた結果、制作費用はおよそ3万円に。よって長子は、「夏祭りで見た剣は、自分が思っていたよりも高くなかったのかもしれない」と感じたそうです。
熱意のこもった自由研究に、多くの大人から称賛の声が続出。全国から『大変よくできました』のハンコが集まっています!
・天才現る。造形のクオリティだけでなく、その過程や結果も素晴らしい!
・自由研究のレベルが違う。これは文句なしの100点!
・すごっ…。『作って終わり』じゃないことに感心しました。
『他人に制作を依頼すると高価になってしまう』や『工場で大量生産をすれば価格を抑えられる』『自分で作ると人件費は削減できる』といった、さまざまなことを学んだ、ナナさんの長子。
きっと今回の自由研究を通して、ものづくりの楽しさを再認識すると同時に、さまざまな物ができるまでの労力や工夫も知ったことでしょう。
今後はより物を大切にし、好きなものを楽しみながら生み出していくに違いありません!
[文・構成/grape編集部]