「絶対にやめて」 鍵穴にやってはいけないNG行為にゾクッ
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※写真はイメージ
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鍵穴の滑りが悪くなり、鍵の出し入れがしにくくなったことはありませんか。そんな時、どのような方法で対策しているでしょうか。
注油やスプレーなどさまざまな方法がありますが、中には逆効果になってしまうものもあるそうです。
鍵穴のメンテナンスでNGなこと
滑りが悪くなった鍵穴のメンテナンス方法として、よく知られているのは『注油』『シリコン系スプレー』ではないでしょうか。鍵穴に油やシリコン系スプレーを注入することで、滑りをよくするという方法です。
しかし、多数の不動産を取り扱う三井不動産レジデンシャルサービスによると、鍵穴への注油は『絶対にしないでほしい』とのこと。
「絶対に」という強い言葉を使うほど、大手不動産会社が本気でやめてほしいという鍵穴の注油には、思わぬ弱点があったのです。
「いわれてみれば確かに…!」と思った人も多いのではないでしょうか。ベタベタした油にはゴミやホコリが貼り付いてしまいます。鍵穴に入り込んだゴミやホコリが油で貼り付いてしまうと、鍵の滑りがさらに悪くなってしまうでしょう。
今まで注油していた人は、三井不動産レジデンシャルサービスがおすすめする以下の方法に切り替えてみてください。
『柔らかい鉛筆の芯』『シリコン系スプレー』が適しているようです。
鉛筆の芯がおすすめの理由は?
※写真はイメージ
鍵穴のメンテナンスに『2B程度の柔らかい鉛筆の芯』は意外かもしれません。
しかし、これは柔らかい鉛筆の芯の性質が関わっています。
鉛筆の芯には黒鉛が使われています。この黒鉛は滑りをよくする潤滑作用を持っており、それでいて油のようにゴミをキャッチする性質がありません。そのため、鍵穴に使うと潤滑作用だけを活用できるということですね。
鉛筆の先で鍵をゴシゴシこする時には多少手が汚れるかもしれませんが、これで滑りがよくなり、鍵穴が使いやすくなるのなら儲けものではないでしょうか。シリコン系スプレーと併用して、鍵穴のメンテナンスをしていきましょう。
鍵穴は家や施設の防犯に欠かせない重要な部分です。メンテナンス方法を間違えてドアが開かなくなってしまったら大変なことになります。
「注油はしない」「使うならシリコン系スプレーか2B程度の柔らかい鉛筆の芯」を念頭において、正しいメンテナンスを心がけましょう。
[文・構成/grape編集部]