イヤな生ごみ臭には『酢』が効く? 裏技に「簡単!」「すぐやる」
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※写真はイメージ

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- 出典
- @MPD_bousai
気温が高くなると生ゴミの嫌な臭いに悩まされる人もいますよね。
キッチン全体やほかの部屋まで臭いが漂うようになると気が滅入ってしまうでしょう。しっかり対策して生ゴミの臭いを防ぐ方法を紹介します。
生ゴミの臭いを抑える方法
災害時に役立つ情報を発信している『警視庁警備部災害対策課』(@MPD_bousai)の公式Instagramアカウントでは、生ゴミの嫌な臭いを抑える方法を紹介しています。
生ゴミの臭いを抑えるには、『酢』を使うといいそうです。それでは、具体的なやり方を見てみましょう。
1.酢を水で薄めます。この投稿では、酢と水を1対1の割合で薄めた酢水を、大さじ3杯程度使っています。
2.ビニール袋の底にキッチンペーパーを2枚くらい敷きます。
3.キッチンペーパーの上に1の酢水を振りかけて染み込ませます。この中に生ゴミを入れておけば臭いを抑えることができます。
酢は酸性のため、生ゴミのアルカリ性成分を中和することで臭いを抑えます。また、菌の繁殖を抑える効果もあるため、生ゴミの臭い対策にピッタリなのです。
ただし、リンゴ酢のような果実酢やすし酢には砂糖が配合されており、菌の栄養源になる可能性があります。小麦や米とアルコールだけで作られた『穀物酢』や『米酢』を使うとよいでしょう。
生ゴミが臭う原因
生ゴミから嫌な臭いをなるべく発生させないように、臭いの原因を確認しておきましょう。
水分
臭いの原因となる菌は、水分のある場所で繁殖します。
生ゴミには水分が含まれており、生ゴミを入れておく三角コーナーはシンクの水がかかりやすい場所であるため、菌が増えやすくなります。
温度
温度も生ゴミが悪臭を発生させる原因になります。
菌が繁殖しやすい温度は30℃〜といわれ、冬よりも夏のほうが生ゴミの臭いが発生しやすくなります。キッチンは調理中の熱や家電からの放熱などで温度の高い場所でもあるため、より菌の繁殖を促します。
栄養
生ゴミとして出る野菜クズや食べ残しなどは、菌が育つための栄養素となります。
生ゴミの量が多いと菌にとっての栄養も増えて活発化。そして、生ゴミを分解して腐敗が進み、悪臭を発生させてしまいます。
菌を繁殖させないためには、酢を使う対策のほか、生ゴミをためないようにする、捨てる時はできるだけ水気を切る、高温になる場所に放置しないなど、臭いの元を絶つ工夫をすることも大切です。
酢を使った生ゴミの臭いを抑える方法を紹介しました。普段の生活だけでなく、なかなかゴミを出せない被災時の生活にも役立ちます。ぜひ覚えておいてください。
[文・構成/grape編集部]