サトイモを切ったら、断面に赤い筋や斑点が! JAに聞いた『正体』は… By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング 公開:2024-10-09 更新:2024-10-09 野菜 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 秋から冬にかけて旬を迎える、サトイモ。カットしたら、断面に赤い筋や斑点が入っていることがありますよね。通常のサトイモの色とは違うため、戸惑うかもしれませんが、なぜこのような状態になるのでしょうか。日本有数のサトイモの産地である、埼玉県の農業協同組合『JAいるま野』に聞いてみました。 サトイモに赤い筋や斑点が入る原因 『JAいるま野』にサトイモに入っている赤い筋の正体を聞いたところ、「サトイモに含まれている成分が変色したもの」とのこと。 サトイモにはアントシアニンというポリフェノールが含まれています。アントシアニンがなんらかの理由で酸化すると、色が赤っぽく変わるため、サトイモの中に赤色の筋や斑点が生じるのです。 ※写真はイメージ では、なぜアントシアニンが酸化してしまうのでしょうか。『JAいるま野』に聞くと…。 サトイモを収穫してから日数が経っていたり、温度が低い環境で保存していて低温障害を起こしたりすると、成分が変色することがあります。 断面に赤い筋や斑点が入っていても食べることは可能です。 ただし、サトイモの状態によっては、食べるのを避けたほうがいいケースもあるといいます。 通常、生のサトイモは硬さがありますが、触った時にブニョブニョしている場合は、食べてもおいしくありません。また、芽が伸びているサトイモも同じくおいしくありませんから、食べないほうがいいでしょう。 サトイモに赤い筋や斑点があっても食べることはできますが、柔らかすぎたり、芽が伸びていたりした場合は、食べるのを避けましょう。 [文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部] 日差しにさらされた室外機 ダイキンが教える日除け方法に「なるほど!」「そうなんだ」調メーカーであるダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)に、室外機の『理想的な環境』について話を聞きました! キュウリでもチーズでもない! ちくわの穴に詰めたのは…?本記事ではちくわとアボカドを使った背徳レシピを紹介しています。 取材協力 JAいるま野 Share Post LINE はてな コメント
秋から冬にかけて旬を迎える、サトイモ。カットしたら、断面に赤い筋や斑点が入っていることがありますよね。
通常のサトイモの色とは違うため、戸惑うかもしれませんが、なぜこのような状態になるのでしょうか。
日本有数のサトイモの産地である、埼玉県の農業協同組合『JAいるま野』に聞いてみました。
サトイモに赤い筋や斑点が入る原因
『JAいるま野』にサトイモに入っている赤い筋の正体を聞いたところ、「サトイモに含まれている成分が変色したもの」とのこと。
サトイモにはアントシアニンというポリフェノールが含まれています。アントシアニンがなんらかの理由で酸化すると、色が赤っぽく変わるため、サトイモの中に赤色の筋や斑点が生じるのです。
※写真はイメージ
では、なぜアントシアニンが酸化してしまうのでしょうか。『JAいるま野』に聞くと…。
サトイモを収穫してから日数が経っていたり、温度が低い環境で保存していて低温障害を起こしたりすると、成分が変色することがあります。
断面に赤い筋や斑点が入っていても食べることは可能です。
ただし、サトイモの状態によっては、食べるのを避けたほうがいいケースもあるといいます。
通常、生のサトイモは硬さがありますが、触った時にブニョブニョしている場合は、食べてもおいしくありません。
また、芽が伸びているサトイモも同じくおいしくありませんから、食べないほうがいいでしょう。
サトイモに赤い筋や斑点があっても食べることはできますが、柔らかすぎたり、芽が伸びていたりした場合は、食べるのを避けましょう。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]