『おすすめしません』 牛乳の保管で注意して 「家族に知らせる」「控えます」
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牛乳が飲みきれなくて余ってしまい、「冷凍してみよう」と考えたことはありませんか。
そもそも牛乳は冷凍保存してもよいのでしょうか。その疑問について、乳製品の専門家が詳しく解説していました。
牛乳の冷凍保存は「おすすめしません」
「牛乳は冷凍保存してもよいのですか?」という質問に対して『一般社団法人 日本乳業協会』は公式サイトで「おすすめしません」と回答しています。
その理由は以下の通りです。
牛乳を冷凍しても身体に害はないようですが、おいしく飲むには適さないようです。
牛乳は、水やお茶と違いタンパク質や脂肪分などの複数の成分が含まれているため、冷凍や解凍によって状態が変化してしまいます。
『牛乳は冷凍しないほうがよい』と覚えておき、買う際には飲みきれるサイズを選ぶとよいでしょう。
牛乳が余りそうな時にはアレンジレシピに挑戦を
飲みきれそうなサイズを買ったとしても、余ってしまうこともあるでしょう。そんな時には『飲む以外』の方法で活用してみてはいかがでしょうか。
シチューやグラタンなどの料理に使えば、大量に牛乳を消費できます。ホワイトソースだけなら冷凍保存も可能で、作り置きしておくと毎日の献立に役立つでしょう。
思い切ってチーズ作りをしてみるのもおすすめ。牛乳とお酢があれば、自家製のカッテージチーズが作れます。
賞味期限内でも牛乳の劣化に注意!
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開封から時間が経った牛乳は品質が劣化している可能性があります。次のような状態になっていたら使用を中止し、適切に処分しましょう。
・変色している
・異臭がする
・粘りがある
賞味期限がすぎていなくても、冷蔵庫の開け閉めによる温度変化や使用中の雑菌混入などが原因で、想像よりも劣化が進んでいることがあります。
「劣化しているかも」と不安に感じた牛乳は、飲まずに破棄したほうがよいでしょう。
飲みきれずに余った牛乳は、活用法を考えれば冷凍できないからといって捨てる必要はありません。
好みのアレンジ方法を取り入れて、最後まで牛乳をおいしくいただきましょう。
[文・構成/grape編集部]