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防水服は洗濯機に入れないで 危険性に「普通に洗ってた」「気を付ける」

By - COLLY  公開:  更新:

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蓋の閉まった洗濯機

※写真はイメージ

衣料を清潔に保つために欠かせない洗濯機。

なかには洗濯機で洗えないものがあり、特に注意が必要なのが防水加工が施された衣料です。

知らずに洗ってしまうと大事故につながりかねないため、洗えない理由をしっかりと確認しておきましょう。

防水性の衣料を洗濯機で洗ってはいけない理由

『一般社団法人日本電機工業会』の公式サイトでは、その中で防水性の衣料を洗濯してはいけない理由を、以下のように解説しています。

脱水時の異常振動により、洗濯物がとび出したり、衣類が損傷したり、時には洗濯機 や周囲の壁や床などを破損することがあり大変危険です。また洗濯機が転倒することもあります。

一般社団法人日本電機工業会 ーより引用

防水性の衣料や繊維製品を洗濯機で洗うのは大変危険です。

防水性の衣料は水を通さないため、洗濯槽の排水穴を塞ぎ大量の水が溜まってしまいます。

その溜まった水が脱水時に急激に移動することで、洗濯槽の回転バランスが崩れ、異常振動を引き起こすのです。

縦型洗濯機は約30~70㎏の重さがあるため、異常振動によって転倒すると洗濯機が壊れてしまうほか、家の壁や床、柱なども破損する可能性があります。

もし洗濯機の近くに人がいれば、大ケガを負うことも考えられるでしょう。

スキーウェアや寝袋の洗濯にも注意

防水加工された衣料の写真

※写真はイメージ

防水性の衣料だけではなく、大型の繊維製品にも注意が必要です。

キルティングやスキーウェア、寝袋などの繊維製品は、防水性繊維の間に断熱材として化学綿が使われているため、洗濯機で洗うと多量の水を含んでしまいます。

その状態で高速回転すると、洗濯槽がバランスを崩してしまう恐れがあるのです。

防水加工の衣料・繊維製品は手洗いしよう

防水加工された衣料や繊維製品は『手洗い』が原則です。

バケツや洗い桶にぬるま湯を溜めて中性洗剤を溶かし、その中に入れて押し洗いしてください。

脱水する際は、タオルで包みクルクルと巻いて水分を吸い取ってから、風通しがよく日陰になる場所で干しましょう。

防水性の衣料や繊維製品を洗濯機で洗ってはいけない理由を紹介しました。

生地が破れるだけではなく、洗濯機が倒れて周囲に被害を与える危険性もあるため、絶対に入れないように注意しましょう。


[文・構成/grape編集部]

蓋が閉まった洗濯機

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出典
一般社団法人日本電機工業会

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