『氷』を入れて炊飯すると? 炊き上がりの違いに「ウソだろ」「絶対やる!」
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- 出典
- 尾形米穀店
ごはんをおいしく炊くコツはさまざま。試すなら、できれば手軽で簡単な方法を選びたいですよね。
そんな時には、お米のプロが公式サイトで公開している秘密の裏技を取り入れてみてください。
米穀店おすすめのごはんをおいしく炊く裏技は『氷』だった
山形米の専門店・尾形米穀店によると、氷を使う炊飯方法なら、簡単にお米がふっくらと、そして甘く炊き上がるのだそうです。
氷を使うだけなら、自宅にあるもので誰でも手軽に挑戦できます。早速、氷を使ったごはんの炊き方を見てみましょう。
1.米を洗う
普段通りにお米を洗い、浸水させます。
2.炊飯器に氷を入れる
浸水させたお米に氷をポンと放り込みます。氷の数は米1合につき3~4個が目安だそうです。
複数の氷を入れた場合、氷が1か所に集まらないようにしましょう。全体に散らばるように置きます。
3.炊飯する
氷を入れたら炊飯します。水量は『目盛りの少し下』にしてから炊飯スイッチを押しましょう。
「これで本当に炊き上がりが変わるの?」と不安になるほど簡単ですが、これだけで、炊きあがったごはんはツヤツヤと輝き、甘く、もっちりとした食感も味わえるのだとか。
氷を入れるとおいしくなる理由
※写真はイメージ
1合につき3~4個の氷を入れるだけでおいしく炊き上がる理由は、炊飯器の水が沸騰するまでの時間を遅らせるためなのだそうです。
確かに、氷を入れれば炊飯器内部の水温が下がるため、一般的な常温水で炊く場合よりも沸騰まで時間がかかりますね。その時間が、お米を甘くするのです。
なお、沸騰までは時間がかかりますが、一度沸騰した後は通常通りの炊飯になります。
炊き上がるごはんの固さに多少の影響は出る可能性がありますが、何度か試すうち、「好みの固さにするなら氷はこの数で」と分かるようになるでしょう。理想の固さを見つけるまで、ぜひ何度も試してみてください。
一度成功したら欠かせなくなりそうな尾形米穀店のこの裏技。もっとおいしく、でも手軽な技を探していた人にうってつけです。早速、次の炊飯から取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]