『平らにならしたら必ずやって』 炊き上がり直後のひと手間に「すぐできる」「忘れない」
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- 出典
- 三浦産業株式会社
炊き上がったごはんの保管方法は人それぞれですが、炊飯器の中で保温しておくという人は多いでしょう。
保温している間、最後までおいしく食べるには、炊き上がったごはんをそのままにせず、ひと手間かけることをおすすめします。
炊き上がったらすぐひと手間かけて
炊き上がったごはんをそのまま炊飯器で保温していると、思ったよりも固かったり、妙にべちゃっとしたり、食感に変化を感じたことはありませんか。
ガスサービスを提供している三浦産業株式会社によると、ごはんが炊き上がった後はそのままにせず、以下のことをしたほうがよいそうです。
炊き上がったごはんの表面には多くの水分が付いています。ほぐさずに放置したまま保温を続けると、この水分がごはんをふやかすようになってしまうのです。
ふやかされたごはん粒はそれぞれがくっ付いて固まってしまうため、理想通りの食感にならないことも少なくありません。
炊き上がってからできるだけ早めにほぐすことで、表面の水分を飛ばし、つやつやのおいしいごはんが完成します。
『真ん中』にする理由
※写真はイメージ
『ほぐす』はしている人が多いかもしれませんが、ほぐしたごはんを『真ん中に山高に』という状態にして集めることも大切です。
というのも、炊飯器の保温機能は長く温かいごはんをキープできますが、同時に乾燥の原因にもなります。
広げたまま保管すると乾燥が進み、お釜にこびり付いたり、ごはんの食感がパリパリになってしまったりすることも。
中央に寄せることでお釜と接触する部分が減り、乾燥の影響も軽減できます。
特にごはんの量が少ない場合は乾燥が進みやすいため、『真ん中に山高』を忘れないようにしましょう。そのひと手間がおいしいごはんを長持ちさせます。
保温時間が長くなる時は別容器で保存がおすすめ
とはいえ、長時間の保温は乾燥のもと。「今日は普段より長い保温になりそう」と思ったら、保存容器へ移して保存するのもおすすめです。
特に少量のごはんの場合は乾燥が進みやすいため、早めにお釜から出して保存したほうがいいでしょう。
ラップやごはん用の保存容器を使えば乾燥せず、温め直しをしてもおいしくいただけますよ。
ごはんを『ほぐす』『真ん中に山高に集める』の2つのコツだけで、炊飯器で保温しながらおいしさを保ちやすくなります。今までのごはんをもっとおいしく食べたいと考えるのなら、ぜひ試してみてください。
[文・構成/grape編集部]