炊飯器で保温したごはん 茶色く変色する理由に「そういうことだったのか」
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- 出典
- 三浦産業株式会社
炊いてから時間がたっても温かいごはんが食べられる炊飯器の保温機能。誰もが使ったことがある便利な機能ですよね。
しかしこの機能を使ってしばらく保温すると「なぜかごはんが茶色くなった」「臭いが気になる」という経験はないでしょうか。
炊飯器で保温してもごはんが茶色っぽくならず、おいしく食べられる方法を紹介していきます。
ごはんが変色しにくい保温方法とは
どうすればごはんが茶色くならずに保温できるのか、キッチンリフォームなどを手掛ける三浦産業株式会社の公式サイトは以下のように解説しています。
お米に含まれるアミノ酸と糖が反応するとメラノイジンと呼ばれる褐色の物質が発生します。この変化によって、だんだんとお米の色が茶色っぽくなってしまいます。
洗米が不十分でぬかが残っていると変色が早まり、臭いの原因にもなります。しっかりと洗米してから炊飯するようにしましょう。
また、しゃもじには手の雑菌がついているので、釜の外に出して保温してください。しゃもじを釜の中に入れたまま保温すると雑菌が繁殖し、臭いの原因になる可能性があります。
保温のしすぎもごはんの変色の原因に
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ごはんが茶色っぽくなる原因は、洗米不足のほか、『保温時間が長すぎる』ことも挙げられます。三浦産業株式会社によると、最適な保温時間は5~6時間程度とのこと。12時間以上の保温では、パサつきや臭い、黄ばみは避けられないでしょう。
お米の褐色化は温度が高いと起こりやすいため、炊飯器で保温すると変色が早く進みます。炊いたごはんはできるだけ早く食べるようにしましょう。
ごはんをおいしく食べるには、しっかりと洗米してから炊飯し、保温時間は5〜6時間ほどにおさめ、それ以上になる際は冷凍保存することをおすすめします。
炊飯器で保温したごはんが茶色っぽくなっていて食べられなかった経験のある人は、ぜひ試してみてください。
[文・構成/grape編集部]