「ドアポケットは避けて」 明治に聞いた理由に納得!
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- 取材協力
- 株式会社明治






冷蔵庫のドアポケットは、飲み物を保存するのによく用いられます。
炭酸飲料やミネラルウォーターなどをドアポケットに入れている人は多いでしょう。
しかし、「牛乳は冷蔵庫のドアポケットに入れないほうがいい」という情報を耳にしたことはありませんか。
これは本当なのか、大手乳製品メーカーの株式会社 明治(以下、明治)に取材しました。
牛乳はドアポケットに入れていい?
まず、冷蔵庫のドアポケットは『冷蔵庫内でもっとも温度変動が大きい場所』とされています。
冷蔵庫のドアは頻繁に開け閉めされるため、ドアポケットは外気に触れる機会が多く、冷蔵庫の奥の棚に比べて温度が上がりやすいというわけです。
上記を踏まえて、牛乳の保存について明治に聞いたところ、このような回答がありました。
冷蔵庫を開けっ放しにすると、庫内温度が上がり、元の温度に下がるには時間がかかります。
そのため、牛乳は冷蔵庫内のできるだけ低温の場所をおすすめしています。
牛乳類は『10℃以下で保存する』のを推奨しており、開封後の牛乳が腐敗するまでの日数を試験的に調べたところ、10℃なら約2日、7℃なら約4日、4℃なら約7日でした(普通の冷蔵庫の庫内温度は約6℃)。
そのため、購入後はお早めに冷蔵庫へ入れて、開封後は2~3日を目安に、お早めにお飲みください。
また、できるだけ飲み切れるサイズをご購入されることをおすすめします。
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また、明治から以下のアドバイスがありました。
コップなどに注いだ後は、すぐに冷蔵庫に戻しましょう。いったん牛乳の品温が上がると、冷蔵庫に入れてもすぐには冷えません。
牛乳を室温に30分放置すると11℃まで上がり、冷蔵庫に戻してから7℃以下になるまでに3時間以上かかります。
そのため、冷蔵庫の開閉は最小限にしましょう。
一般的に冷蔵庫のドアポケット部分の温度は、6~9℃といわれます。
いったん温度が上がった牛乳を保存に適した温度に戻す時間を考えると、ドアポケットよりも低温の場所に入れるのがいいでしょう。
また、牛乳を冷蔵庫で保存しておいて、数回に分けて飲む人は多いですが、容器に口をつけて飲むのは避けたほうがいいとのこと。
明治によると「口の中には、唾液1㎖あたり約1~10億個の菌が住んでいます。容器に口をつけて飲むと、牛乳の中に菌が入ります。飲み切れない場合は、コップに注いで飲んでください」と注意をうながしていました。
牛乳は生鮮食料品なので、新鮮なまま保存することが大切です。ドアポケットでの保存は避け、できるだけ温度が低い冷蔵庫の奥のほうで保存するのがよいかもしれませんね。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]