2年2ヶ月ぶり『スーパーマーズ』 5月31日、地球に火星が最接近
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- 出典
- 国立天文台(NAOJ)
月と地球が最接近する日を「スーパームーン」と呼ぶのと同様に、火星が最接近する日を「スーパーマーズ」と表現します。
火星は地球の一つ外側を公転していて、約2年2ヶ月の周期で地球と接近します。自転は24時間37分と地球に近い星。
地球の軌道はほぼ円に近いのですが、火星の軌道は楕円を描いているので接近する位置は毎回ずれています。
2016年5月31日は火星が地球に最接近する日。2005年11月20日以来の最接近距離です。
出典:国立天文台(NAOJ)
最接近日だけでなく、前後数週間はあまり距離が変わらないので、絶好の観察日となります。天体望遠鏡を持っていなくても、赤く輝く火星を空に見つけることができるでしょう。
また、プラネタリウムなどの天文施設でもイベントが開催されているので、足を運んでみるのもよいですね。
あわただしい毎日です。こんなときはゆっくり空を見上げてみて、私たちが住む地球を始めとする星々が太陽の周りを周るさまに思いをはせてみてはいかがでしょうか。