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ありそうでなかった組み合わせ! 簡単でシンプルなおにぎりが「おいしい!」

By - grape編集部  公開:  更新:

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『かつおぶしとパルメザンチーズのおにぎり』を作る写真

手軽に食べることができておいしい、おにぎり。いろいろな具材やアレンジで楽しむことができるのも魅力ですね。

本記事では管理栄養士資格を持つ筆者が、食材のうま味でおいしくできるおにぎりのレシピを紹介します!

『かつおぶしとパルメザンチーズのおにぎり』の作り方

おにぎりに使う材料でポイントになるのは、かつおぶしとパルメザンチーズです。

『かつおぶしとパルメザンチーズのおにぎり』の材料写真

そのほか用意するものは以下の通りです。

【材料(1人ぶん)】

・ごはん 茶碗1杯ぶん(150g)

・かつおぶし 1袋(2g)

・パルメザンチーズ 小さじ1杯

・塩 少々

『かつおぶしとパルメザンチーズのおにぎり』の材料写真

ごはんは温かいものを用意したら、ボウルに入れて、かつおぶし、パルメザンチーズ、塩を混ぜます。

『かつおぶしとパルメザンチーズのおにぎり』を作る写真

全体が混ざり食べやすい形に握ったら、でき上がりです!

『かつおぶしとパルメザンチーズのおにぎり』の完成写真

味付けは塩を少し入れただけのシンプルなものですが、口の中でかつおぶしとパルメザンチーズの味わいが広がって、ごはんがおいしく食べられます。

おにぎりに含まれる『うま味』とは?

ここからは、『かつおぶしとパルメザンチーズのおにぎり』に含まれる、うま味について解説します。

うま味とは、食べ物の味を構成している基本味(きほんみ)の1つで、おいしさの要素です。

うま味物質には昆布やトマト、チーズなどに多く含まれるグルタミン酸や、肉や魚、かつおぶしなどに多く含まれるイノシン酸などがあります。

うま味物質は単独よりも、異なるうま味物質を組み合わせることで、飛躍的にうま味を強く感じるようになり、これを『うま味の相乗効果』といいます。

これをうまく利用したのが、昆布とかつおぶしを使った出汁です。ほかにもトマトと鶏肉の煮込み料理など、うま味の相乗効果を生かした料理はたくさんあります。

特定非営利活動法人うま味インフォメーションセンターの『うま味を多く含む食品』によると、パルメザンチーズのグルタミン酸と、かつおぶしのイノシン酸は、以下の量が含まれているそうです。

・パルメザンチーズ100gあたりに含まれるグルタミン酸:1200~1680mg

・かつおぶし100gあたりに含まれるイノシン酸:470~700mg

このことから、今回のおにぎりもうま味の相乗効果を利用した組み合わせといえるでしょう。

うま味があると減塩でもおいしい!

今回のおにぎりの味付けは塩を少々使いました。

うま味をきかせることは減塩のコツの1つで、塩分控えめでもおいしく食べられます。

『かつおぶしとパルメザンチーズのおにぎり』を作る写真

塩分の摂りすぎは血圧上昇にもつながり、日本人は塩分の摂取量が多い傾向にあるので気を付けたいところです。

かつおぶしとパルメザンチーズのうま味を生かしながら、いつもよりちょっと少ない塩分でおにぎりを楽しんでみてはいかがでしょう。

筆者のブログやInstagramでは、ほかにも食にまつわる情報を発信しているので、気になった人は覗いてみてくださいね!

ブログ:食育ノススメ

Instagram:akiyo_koizumi


[文・構成/grape編集部]

小泉さんの顔写真

小泉明代

フリーランスの管理栄養士、料理研究家。
レシピ開発や記事執筆、撮影の調理、フードスタイリングなど、食や栄養に関するさまざまな業務をおこなう。
健康的でおいしい料理や献立、手軽に栄養摂取できる工夫などを発信している。

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出典
特定非営利活動法人 うま味インフォメーションセンター

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