「危ない!」その瞬間、スローモーションに…は本当だった!
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洗濯機の蓋は開けておく?閉める? 企業の回答に「反省」「逆やってた」洗濯機のお手入れをしていますか。洗濯槽の裏側は見られませんが、しっかりとお手入れしていないとカビが繁殖してしまいます。カビを防ぐ方法を確認して、定期的に洗濯槽の掃除をしましょう。
洗濯は『お湯』がいいって本当? 事実に「マジか」「危ないところだった」洗濯槽のカビ対策にお湯を使いたい時はありませんか。お湯のほうが効果が高そうで…と思うかもしれませんが、実際の効果や適切な湯温について日本電機工業会が公式サイトで解説していました。ぜひ参考にしてみてください。
- 出典
- 国立大学法人千葉大学
道路を横断しているとき、信号が赤にもかかわらずトラックが突っ込んで来た…!! その瞬間全てがスローモーションに。「危ない!」誰かが叫び、手を差し伸べる、が…。
ドラマやアニメでよく見る演出ですよね。実際に似た体験をした人もおり、交通事故や高いころから落下する瞬間、「スローモーションのように見えた」「その間の時間が長く感じられた」のだそうです。
どうやらこの現象は、「気のせい」ではなかったようです。千葉大学が興味深い研究結果を発表しました。
画像の観察を用いた実験
16名の大学生を被験者にした実験が行われました。「危険」や「安全」の印象を与える画像を被験者に見せ、別の画像に切り替えたときに気づく時間や、感じられる時間の長さを計測。
1.視覚の時間精度を測る実験
それぞれの画像を1秒間見せたあと、10~60ミリ秒の範囲で画像をモノクロに切り替えます。モノクロ画像が見えるのに必要な最短時間を測定しました。
その結果、「危険」を感じさせるような画像を見ると、短い時間で、モノクロ画像へ切り替わったことに気付けたのです。
このことで、危険な状況に陥ったときに、通常より早く「視覚情報」の処理がされる可能性があるとわかりました。
視覚の時間精度を計る実験
2.感じられる時間の長さを測る実験
0.4~1.6秒の範囲でそれぞれの画像を見せ、「1秒間の長さ」に感じる時間を測定。この結果、「危険」を感じさせる画像が見えている時間は、「実際より長く感じる」ことが確認されました。
実験の結果。時間精度(左)。1秒間と同じ長さに感じられる時間(右)
危険な状況では短い時間で情報を処理できる
この二つの実験の結果、危険な状況に陥ったとき短い時間のうちに情報を処理することができるとわかりました。
命にかかわるようなシーンで、的確に動作ができるような脳の作用が起こっているようです。よく見るドラマのシーンは、あながち演出として大げさではないのかもしれませんね。
なんにしても、そういった危険なシーンには出逢わないにこしたことがないのですが…。