大根は下ゆでする?しない? 生産者に聞いた『おすすめ』は…
公開: 更新:

※写真はイメージ

みそ汁の豆腐と油揚げ、いつ入れるといい? 日本豆腐協会が作り方をアドバイス豆腐と油揚げはみそ汁の定番の具材です。では、あなたはこれらの具材を入れる際、どのタイミングで投入しているでしょうか。 豆腐と油揚げをみそ汁に入れるタイミングについて、日本豆腐協会に聞いてみました。 『豆腐と油揚げのみそ汁...

余った大根が主役に! ジッパー袋で豚バラ大根、作り方に「混ぜて冷凍するだけ」余った大根と豚バラで簡単に作れる下味冷凍レシピ。ジッパー袋で10分仕込みするだけで、平日でも手軽に味しみ抜群の煮込み料理が楽しめます。作り置きや冷凍ストックにも最適です。
- 取材協力
- 青木農園






大根は冬が旬の野菜です。
おでんの味が染み込んだ大根や、食材との相性が抜群のぶり大根などの煮物料理は、とてもおいしいですよね。
大根を料理に使う際、あなたは下ゆでをしていますか。
神奈川県三浦市にある青木農園に、大根の下ゆでは必要かどうかを聞いてみました。青木農園では、幻の大根といわれる『三浦大根』を生産しています。
大根を下ゆでしたほうがいい理由
一般的に大根は、以下のような理由から下ゆでしたほうがいいといわれています。
【大根の下ゆでをする理由】
・アクや苦味を取り除くため。
・味を染み込みやすくするため。
・食感をよくするため。
・臭みを消すため。
・ダイコンの透明感を出すため。
青木農園にうかがったところ、このような回答がありました。
もし手間が掛かるのを厭(いと)わないのであれば、大根の下ゆではおこなったほうがいいです。
下ゆですることで、大根の内部の余分な水分が抜け、繊維が柔らかくなります。その結果、煮物や汁物で味がよりしっかりと染み込むようになるからです。
大根は淡泊な味わいなので、だしで煮込んだり、味噌の濃い味で味を深めたりといった工夫が有効。
下ゆですると味が染み込みやすくなって、そのぶん大根をおいしく食べられるというわけですね。
下ゆでは、大根をお好みのサイズにカットした後、15~20分くらいゆでて、竹串が通ったら完了です。
※写真はイメージ
大根をよりおいしく食べたい人は、少々手間はかかりますが、下ゆでしてみてくださいね。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]