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フロントガラスに結露が発生する原因は… 対策に「助かります」「実践してみる」

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

家の窓ガラスと同じように、冬場になると車のフロントガラスにも結露が発生します。

水滴だけであればワイパーで対応できますが、結露の厄介な部分は『曇りも同時に発生すること』です。

フロントガラスが曇った状態では前方がしっかり確認できないので、走行中の場合は早急に対応をしなくてはなりません。

カー用品メーカー『ソフト99コーポレーション』が運営する情報サイト『洗車ナビ』では、フロントガラスに結露が出る理由と対策方法を紹介しています。

フロントガラスの結露は暖房が関係している

結露は『空気中の水蒸気が冷やされ、水滴になる現象』です。

家の窓ガラスに発生する結露、フロントガラスに発生する結露どちらも、空気の『飽和水蒸気量』を超えることで起こります。

『飽和水蒸気量』は、1立方メートルの空気中に含むことができる水蒸気の最大量です。温度ごとに最大量が変わり、温かい空気ほど水蒸気を多く含むことができます。

フロントガラスは外気で冷やされるため、車内の温度より低くなります。冷たくなったガラスに車内の空気がふれることで空気に蓄積できる水分量が減少します。空気に蓄積できなくなった水分が水滴となって付着し、結露が発生するという仕組みです。

洗車ナビ ーより引用

乗り始めてすぐよりも運転中に結露が起こりやすいのは、『外気と車内の温度差が大きいほど起こりやすい』ためです。

結露は冬場だけでなく、梅雨時や夏場にも起こります。夏場の結露は冬場と同じく『温度』が関係していますが、梅雨時は『湿度』が大きく関係しています。

車内の人数が多かったり、雨の日に濡れたままの状態で車に乗り込んだりした場合などは、車内の湿度が上昇し、結露が発生しやすくなります。

洗車ナビ ーより引用

フロントガラスの結露を取る方法

温度調節ボタンを押して車内のエアコン温度を調節している様子

※写真はイメージ

結露は空気の『飽和水蒸気量』が関係しているので、ただ拭き取るだけでは解決しません。

最も手軽なのは『換気』ですが、真冬に窓を開ければ当然ながら車内は冷え切ってしまいます。雪が降っている時は湿度も高くなるので、解決方法としてはおすすめできません。

冬場の結露対策でおすすめなのは、『デフロスター』を使う方法です。

『デフロスター』は、乾燥した暖かい空気をフロントガラスの内側に送り、曇りを除去する機能です。エアコンスイッチの周辺にある『扇形と3本の波矢印』のボタンで操作します。

車内の空気が循環すると結露が解消しにくいため、空調を外気導入にセットし、乾燥した空気を取り入れながらデフロスターを使用しましょう。

洗車ナビ ーより引用

『デフロスター』はどの車にも付いている機能なので、積極的に活用しましょう。

なお夏場や梅雨時の外気導入は車内の湿度を上げる原因となるので、内気循環にセットしてからデフロスターを使うようにしてください。

車内の湿度管理をして結露を防ぎ、安全な運転を心がけましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
洗車ナビ

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