明太子の『黒い部分』は一体何? 企業の回答に「それなら安心」
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- 出典
- 西海
明太子を食べる時、一部分が黒くなっているのを見つけたことはありませんか。
「これは一体何なのか」「このまま食べても問題はないのか」と疑問に感じる人もいるでしょう。
福岡に会社を構え、明太子をはじめとする水産物を製造・販売する『株式会社 西海』(以下、西海)の公式サイトでは、『明太子の黒い部分』について解説しています。
黒い部分の正体を知り、安心して明太子をおいしく楽しみましょう。
『黒い部分』は食べても問題ない
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『西海』は、明太子の黒い部分について次のように解説しています。
明太子は、スケトウダラの卵巣を使用した食品です。スケトウダラにも、人間同様に『胆のう』があり、捕獲する時に『胆汁』が出る場合があります。
この胆汁が卵巣に付着すると一部が黒や緑に染まってしまうことがありますが、そのまま食べても問題なく、味にも影響はありません。気になる場合は、取り除いて食べましょう。
また、黒い筋のように見える部分は『腹膜』という内蔵の一部です。髪の毛のように見えますが、こちらも食べても問題ないので安心してください。
明太子の保存方法
明太子の賞味期限は商品によって異なるものの、一般的には2週間程度です。賞味期限内に食べ切れる場合は、冷蔵保存をしましょう。
保存時は品質を保つため、できるだけ空気に触れないようにすることがポイントです。明太子の水気をキッチンペーパーなどで拭き取り、1本ずつラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう。
賞味期限内に食べ切れない場合は、早めに冷凍しておくと風味や食感を保ったまま保存できます。1本ずつラップで包み、保存袋に入れて冷凍保存しましょう。適切に冷凍保存した場合、約2か月日持ちします。
解凍する時は、自然解凍がおすすめです。電子レンジを使うと火が通ってしまい、風味や食感に影響を及ぼすことがあります。
時間をかけて解凍すると、風味や食感を損なわずおいしく解凍できるため、使う半日〜1日前に冷蔵庫に移して自然解凍しましょう。急いで解凍したい場合は、流水解凍がおすすめです。
加熱調理する時は、解凍しなくても問題ありません。凍ったままの明太子をそのまま調理に使えます。
明太子の黒い部分の正体を知れば、「悪くなってしまったのかも」と心配することもなくなります。
正しく保存して、おいしくいただきましょう。
[文・構成/grape編集部]