ホイップクリームを混ぜすぎたときの対処法 『NAKAZAWA』が教えるリカバリーと活用術
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- 出典
- NAKAZAWA






生クリームを泡立てすぎると、バサバサした食感になってしまいます。
お菓子作りにそのまま使うのは、失敗のもと。なんとかリカバリーしたいところですが、どうすればよいのでしょうか。
乳製品ブランドを運営する中沢乳業株式会社(以下、NAKAZAWA)のウェブサイトより、分離したホイップクリームをもとに戻す方法について解説します。
ホイップクリームのリカバリーは難しい
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洋菓子作りに欠かせない生クリーム。混ぜ具合によって、状態が大きく変化するのも特徴の1つです。
ゆるゆるとした6分立てから、しっかりとツノが立つ9分立てまで、用途に合わせて自分自身で調整する必要があります。
デコレーションケーキのように絞り出す用途なら8〜9分立てが向いており、ムースやソースに混ぜ込む場合は6〜7分立てが適しているとされています。用途によって目標の固さが異なるため、作り始める前に仕上がりのイメージを確認しておくと失敗を防げます。
ホイップクリームの扱いに慣れていない人に多いのが、「生クリームの状態をうまく見極められず、つい混ぜすぎてしまった…」というケース。
ボソボソ、バサバサした状態になるのは、混ぜすぎが原因で生クリームが分離しているからです。
泡立て始めは滑らかだったクリームが、混ぜすぎるとツヤを失い、表面がざらついた見た目に変わっていきます。さらに混ぜ続けると、黄色みがかった塊と白い水分が分かれてくるのが目に見えてわかります。
気になるリカバリー方法について、NAKAZAWAはウェブサイトで以下のように伝えています。
「ほんの少し混ぜすぎてしまった…」という程度であれば、生クリームや牛乳を加え、全体をゆっくり混ぜることで、滑らかな食感に戻せる可能性もあるでしょう。
しかし、ボソボソ、バサバサになるまで混ぜすぎてしまった場合、リカバリーは難しいようです。
もとには戻せないからこそ、生クリームの泡立ては状態を見極めながら、慎重に進めていく必要があります。
ハンドミキサーは一気にホイップできて便利ですが、繊細な調整が難しい可能性も。自信がない時は、ホイッパーを使って作業するのがおすすめです。
ホイッパーで泡立てる場合、腕は疲れますが「あと少しで固まりそう」という変化を手の感触で感じ取りやすいのが利点です。ハンドミキサーを使う場合は、8分立て前後で一度止め、ホイッパーに持ち替えて仕上げるのも一つの方法です。
分離したホイップクリームの再利用方法は?
混ぜすぎて分離してしまった生クリームは、ホイップクリームとしては使えません。別の用途でおいしく消費してみてください。
NAKAZAWAが紹介しているのは、バターを作る方法です。
分離したホイップクリームをさらに混ぜ続けると、黄色っぽい塊と水分に分離します。水分を捨ててヘラで練り続けると、ミルク臭さが抜けて市販のものより柔らかいバターに。
水分を捨てた後は、清潔なヘラで根気よく練り続けるのがポイント。練るほどになめらかさが増し、パンに塗りやすいやわらかさに仕上がっていきます。
砂糖を入れた甘いバターはおやつにもぴったりなので、バタークリームとして、パンやスイーツと一緒に楽しんでみてください。
生クリームのみで仕上げたバターなら、無塩バターとして使用できます。ケーキやクッキーを作るのに重宝するでしょう。
ただし手作りのバターは、市販品のようには日持ちしません。冷蔵庫で保管し、できるだけ早めに消費してください。
手作りバターはフレッシュなミルクの風味が強く、トーストに塗るだけでもリッチな味わいを楽しめます。失敗をきっかけに新しいおいしさに出会えるのも、手作りならではです。
生クリームを泡立てすぎた時には、リカバリーではなく別の用途での再利用を考えるのがおすすめです。おいしいバターとして、家族で楽しむのもよいでしょう。
「失敗してもバターにすれば大丈夫」という気持ちで、ぜひ練習を繰り返してみてください。
[文・構成/grape編集部]