洗剤の量を『なんとなく』で決めてない? 洗剤量の過不足がもたらす影響とは
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- 出典
- ポニークリーニング
洗濯の際に使用する洗剤には、適切な量があります。「何となく」で決めていると、知らず知らずのうちに洗濯の質を下げているかもしれません。
洗濯物の量にあった洗剤量を使うことで、効果的に洗い上げられます。
一般衣料クリーニングや婦人服小売などを行う穂高株式会社が運営する『ポニークリーニング』のウェブサイトから、洗剤の量が洗濯にどのような影響を与えるかを解説します。
洗剤量の過不足による影響とは?
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洗濯の仕上がりは、洗剤の量によって大きく変わります。適切な量を守らないと、思わぬトラブルにつながるかもしれません。
洗剤が多すぎる場合
まず、洗剤を多く使いすぎた場合の影響を見てみましょう。
洗剤を多く使いすぎると、泡がクッションのようになり、汚れを落とすための圧力が弱まります。
その結果、泡立っていても汚れが十分に落ちない状態になってしまうでしょう。
さらに、洗剤の溶け残りは衣類だけでなく、洗濯機にも影響を及ぼします。その一因となるのが『カビや細菌の繁殖』です。
洗濯槽に付着した洗剤の残りカスがエサとなり、カビや細菌が増えやすくなります。これが原因で嫌な臭いが発生し、洗濯してもすっきりしない状態に陥る可能性もあります。
洗剤が少なすぎる場合
洗剤が少なすぎる場合の影響は次の2つです。
洗剤の主成分『界面活性剤』には、汚れを再び付着させない『再付着防止作用』があります。洗濯中に衣類へ汚れが付かないのはこの働きのおかげです。
しかし、洗剤の量が少なすぎると再付着防止作用が十分に発揮されず、黒ずみや黄ばみの原因となってしまいます。
汚れや臭いが取れない場合は、再度洗濯が必要です。水や電気、洗剤を無駄に使うだけでなく、洗濯にかかる時間も倍になります。
コスト面を考えても、洗剤を少なめにするのは避けたほうがいいでしょう。
洗剤の『適量』は状況によって変わる
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洗剤の使用量は『洗濯物の量』や『洗濯機の水量』に合わせ、洗濯のたびに調整しましょう。
使用量の目安は製品ごとに異なるので、洗剤を使い分けている場合は注意が必要です。
洗濯のたびに洗剤の量を調整するのは、面倒に感じるかもしれません。しかし、洗剤本来の効果を十分に発揮させるには『適量を守る』ことが何より大切です。
洗剤の使用量を正しく守って、衣類の汚れをすっきり落としましょう。
[文・構成/grape編集部]