カフェで授乳中の新米ママ 近づいてきた老婦人に「怒られるかも」と身構えたら…
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ニュージーランドに住む22歳の新米ママに起こった出来事。
彼女は、生後8週間の赤ちゃんを育てるブライヤー・ルージア・マックィーンさん。母乳で息子のジャクソンくんを育てています。
ある日、ブライヤーさんはジャクソンくんを連れて、カフェに出掛けます。産後、初めてのジャクソンくんと2人きりで行く、遅めの朝食です。
※写真はイメージです
最初のうちは、ジャクソンくんも大人しくしていたので、ブライヤーさんも安心していたと言います。しかし、注文したメニューが運ばれてきた頃、ジャクソンくんがグズリ始めてしまいました。
どうやら、お腹が空いてしまった様子。食事は後回しにし、周囲の目を気にしながらもブライヤーさんは授乳の準備を始めます。とは言え、内心は不安でいっぱい。
「カフェにいる他のお客さんの視線が気になり、身構えてしまいました」
ブライヤーさんは後にこう語るほど、緊張していたと言います。なぜなら、公の場での授乳に対して快く思わない人もいるから。当然、このカフェにそういった人がいないとは限りません。
周囲の迷惑にならないように注意しながらジャクソンくんに授乳を始めたブライヤーさん。ジャクソンくんも元気におっぱいを飲み始めます。
授乳を始めて2、3分後。1人の老婦人がブライヤーさんに近づいてきます。
「女性がやってきた時、怒られるんじゃないかと緊張しました。『こんなところで授乳するなんて…早く胸をしまいなさい』と言われるんじゃないかって…」
ところが、その老婦人はまだ手付かずだったブライヤーさんの朝食を切り分けながら、ブライヤーさんにこう語りかけたそうです。
「いいお母さんね。偉いわ。温かいうちに食べられるといいのだけれど」
注意されることを予想していたブライヤーさんは、その老婦人の温かいコトバと行動に思わず涙が流れてしまったと言います。
「ただただ『ありがとうございます』としか言えなくて…お名前も聞けませんでした」
この出来事をブライヤーさんがFacebookに投稿したところ、32万以上の「いいね!」が付くほどの話題に。コメント欄にも称賛の声が集まっています。
育児に奮闘する若いお母さんたちに、こんな優しくてステキなコトバを掛けられる人がもっと増えたらいいですね!