授乳しようとしたお母さん 赤ちゃんの「泣き叫ぶ原因」に、苦悩 By - grape編集部 公開:2018-09-06 更新:2018-09-06 お母さん子育て赤ちゃん Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 出産をしたら、女性は自然と母乳があふれ出て来る。 もしかしたら、そう思っている人もいるのではないでしょうか。 しかし、現実はそんなに簡単なものではありません。出産をしたお母さんたちからは、赤ちゃんが満足する量の母乳を出すまでの道程がどれほど過酷なものか、多くの体験談が上がっています。 2018年8月13日に男の子を出産した、お母さんの小坂加奈子さんも母乳がなかなか出なかった1人。 小坂さんは、出産から3週間ほど経った9月4日にブログを更新。「自分がイメージしていた産後とまったく違っていたこと」を書きました。 母乳を出すのは本当に大変! 病院には、出産を控えた女性たちのために『母親教室』を設けているところがたくさんあります。 そこでは看護師や医師などが、妊娠前期・中期・後期に必要な知識を教え、出産から子育てに向けて頑張る女性たちをサポートしています。 赤ちゃんを出産する前、『母親教室』に参加していた小坂さん。妊娠後期には、母乳で子育てをする準備を行いました。 母乳が出やすくなるマッサージを受けて、最後に状態を診てもらうと「産後に母乳も出そうだね!大丈夫」と太鼓判を押されます。 ※写真はイメージ しかし、産後すぐに母乳をあげてみると、予想外なことが起こってしまいました。 赤ちゃんが泣き叫んで訴えるほど、母乳の出が悪かったのです! 自分の胸との格闘 母乳が身体の中できちんとできているのに、出てこないことに悩む小坂さん。 当時の大変さを、このように書いています。 出も悪いし中々飲んでくれないので おっぱいが石のようにカチカチになり どの体勢で居ても痛すぎるし。 お腹が空いて泣き叫ぶ我が子と 夜中はひたすら格闘してました。 同室初日は30分とかしか睡眠時間なかったな 笑 母ちゃんふらふら 小坂加奈子オフィシャルブログ「かんノリ系 」 ーより引用 母乳が赤ちゃんに飲んでもらえないので、胸は張って固くなるばかり。 助産師にアドバイスをもらったのですが、この時は解決しませんでした。 疲れてきた小坂さんは、母乳をあげようと試す体力もなくなっていきます。夜は母乳の代わりに、ミルクを赤ちゃんに与えていました。 ミルクのみで育てることも頭をよぎります。しかし、母乳で育てることをあきらめたくなかった小坂さんは、親戚に教えてもらった『おっぱいマッサージ』へ通い始めます。 すると、変化が現れました。胸のしこりや張りが取れて母乳が出るようになったのです! ※写真はイメージ 先輩のお母さんたちから経験談を聞いたり、動画を見ながら母乳の飲ませかたを研究したりした結果、ようやく赤ちゃんがゴクゴクと飲めるほど母乳が出るようになりました。 母乳が出なくて大変だった当時を振り返って 母乳が以前よりも出るようになり、「あきらめないでよかった」と感じた小坂さん。 現在も母乳だけでなく、ミルクも使って子育てをしているのですが、「気持ちが落ち着いた」と小坂さんは述べています。 そして、改めて「こんなにすぐ育児の山が来るとは、思ってもいなかった」と心境を語りました。 きっと母乳で悩んでる方、悩んだ方ってたくさんいると思うんですね‼️ 体質によって人それぞれだし まずは、抱え込みすぎずに お産した病院や、周りの先輩ママ達など身近にいる方に色んな通りを聞いて 少しでも自分に合ったスタイルで子育てできたらなと思います。 出産を終えて子育てスタートして より一層先輩ママそして、自分の母を偉大に思います こんなに速攻で育児の山が来るとは思ってもいなかった 笑 神経質になり過ぎず 少しでも肩の力を抜いて自分と我が子スタイルで程よく、育児に向き合えていこうと思います 小坂加奈子オフィシャルブログ「かんノリ系 」 ーより引用 さまざまな事情から、赤ちゃんを母乳だけで育てる(完母)、ミルクだけで育てる(完ミ)、どちらも飲ませて育てる(混合)のどれにするか悩むお母さんはたくさんいます。 「どれを選んだら正解」というものではありません。しかし、時には自分の理想とのズレに苦しんだり、他人から心ないことをいわれたりして傷付くこともあります。 子育ては予想外なことが多いもの。「出産をしても母乳が出にくいこともある」と多くの人が知ることが、お母さんたちの不安を少しでも和らげることにつながるのではないでしょうか。 [文・構成/grape編集部] 出典 小坂加奈子オフィシャルブログ「かんノリ系 」 Share Post LINE はてな コメント
出産をしたら、女性は自然と母乳があふれ出て来る。
もしかしたら、そう思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、現実はそんなに簡単なものではありません。出産をしたお母さんたちからは、赤ちゃんが満足する量の母乳を出すまでの道程がどれほど過酷なものか、多くの体験談が上がっています。
2018年8月13日に男の子を出産した、お母さんの小坂加奈子さんも母乳がなかなか出なかった1人。
小坂さんは、出産から3週間ほど経った9月4日にブログを更新。「自分がイメージしていた産後とまったく違っていたこと」を書きました。
母乳を出すのは本当に大変!
病院には、出産を控えた女性たちのために『母親教室』を設けているところがたくさんあります。
そこでは看護師や医師などが、妊娠前期・中期・後期に必要な知識を教え、出産から子育てに向けて頑張る女性たちをサポートしています。
赤ちゃんを出産する前、『母親教室』に参加していた小坂さん。妊娠後期には、母乳で子育てをする準備を行いました。
母乳が出やすくなるマッサージを受けて、最後に状態を診てもらうと「産後に母乳も出そうだね!大丈夫」と太鼓判を押されます。
※写真はイメージ
しかし、産後すぐに母乳をあげてみると、予想外なことが起こってしまいました。
赤ちゃんが泣き叫んで訴えるほど、母乳の出が悪かったのです!
自分の胸との格闘
母乳が身体の中できちんとできているのに、出てこないことに悩む小坂さん。
当時の大変さを、このように書いています。
母乳が赤ちゃんに飲んでもらえないので、胸は張って固くなるばかり。
助産師にアドバイスをもらったのですが、この時は解決しませんでした。
疲れてきた小坂さんは、母乳をあげようと試す体力もなくなっていきます。夜は母乳の代わりに、ミルクを赤ちゃんに与えていました。
ミルクのみで育てることも頭をよぎります。しかし、母乳で育てることをあきらめたくなかった小坂さんは、親戚に教えてもらった『おっぱいマッサージ』へ通い始めます。
すると、変化が現れました。胸のしこりや張りが取れて母乳が出るようになったのです!
※写真はイメージ
先輩のお母さんたちから経験談を聞いたり、動画を見ながら母乳の飲ませかたを研究したりした結果、ようやく赤ちゃんがゴクゴクと飲めるほど母乳が出るようになりました。
母乳が出なくて大変だった当時を振り返って
母乳が以前よりも出るようになり、「あきらめないでよかった」と感じた小坂さん。
現在も母乳だけでなく、ミルクも使って子育てをしているのですが、「気持ちが落ち着いた」と小坂さんは述べています。
そして、改めて「こんなにすぐ育児の山が来るとは、思ってもいなかった」と心境を語りました。
さまざまな事情から、赤ちゃんを母乳だけで育てる(完母)、ミルクだけで育てる(完ミ)、どちらも飲ませて育てる(混合)のどれにするか悩むお母さんはたくさんいます。
「どれを選んだら正解」というものではありません。しかし、時には自分の理想とのズレに苦しんだり、他人から心ないことをいわれたりして傷付くこともあります。
子育ては予想外なことが多いもの。「出産をしても母乳が出にくいこともある」と多くの人が知ることが、お母さんたちの不安を少しでも和らげることにつながるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]