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衣類の静電気を抑えるポイントは『衣類の素材』 企業の解説が勉強になる!

By - COLLY  公開:  更新:

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ニット

※写真はイメージ

冬や春などの乾燥した季節は、衣類を脱ぐ時や着ている最中に静電気が起こります。

身体にまとわり付くこともあれば、パチっと痛みを伴うこともあるので、不快感を覚える人も多いのではないでしょうか。

静電気が起こる最大の理由は『摩擦』ですが、あることを工夫すれば最小限に抑えられます。

『株式会社 トゥトゥモロウ』が運営する『匠抜き』のウェブサイトでは、静電気を抑える工夫を紹介しているので、早速見てみましょう。

静電気が起こる理由

静電気は、電荷と呼ばれる原子の中にある物質がプラス、またはマイナスのどちらかに傾いて起こります。電荷の傾きは『摩擦』によって起こり、傾いた状態が『帯電』です。

帯電は、人と空気が触れ合う時や衣類と衣類が触れ合う時、衣類と人が触れ合う時など、さまざまな環境で起こります。

衣類を脱いだ時にパチパチと音がしたり、スカートが脚にまとわり付いたりするのは、摩擦により電荷が傾き、帯電しているためです。

摩擦だけであれば季節問わず静電気が起こるはずですが、なぜ『冬や春』に頻発するのでしょうか。

それに、気温と湿度も関係するそうです。その基準は 
   湿度 20% 以下
   温度 25度 以下
って言われています。

匠抜き ーより引用

湿度と温度両方が低い冬、冬よりは暖かいものの25℃以上にならない春は、湿度と温度ともに高い夏に比べ静電気が起こりやすいのです。

帯電しにくい素材を選ぶ

セーターの首元を写した写真

※写真はイメージ

春と冬は環境的に静電気が起こりやすくなりますが、衣類に関しては『素材の組み合わせ』で回避できます。その際に役立つのが『帯電列表』です。

物質の電荷は『プラスに帯電しやすい物』と『マイナスに帯電しやすい物』があり、帯電列表からどちらに帯電しやすいかを判断できます。

プラスに帯電しやすい 毛皮
ウール
ナイロン
帯電しにくい
レーヨン
木綿
マイナスに帯電しやすい アセテート
ビニロン
ポリエステル
アクリル
ポリウレタン
ポリエチレン
塩化ビニール

静電気は、帯電列表で近い物同士ほど起きにくく、遠い物同士ほど起きやすくなるのが特徴です。

帯電しにくい素材を軸に組み合わせを考えると、乾燥した季節でも静電気を抑えられます。

このほか、柔軟剤で仕上げるのも1つの方法です。柔軟剤には静電気を抑制する効果もあるので、積極的に使用してみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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出典
匠抜き

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