雨で濡れた傘、そのまま畳む?乾かしてから? 老舗傘店に聞いた『正解』は…
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雨の日に使用した傘を濡れたままたたんで、傘立てに戻すことはありませんか。
折り畳み傘も同様に、濡れた状態で折りたたんでいる人がいるかもしれません。
このように濡れたままにしておくと、傘にどのような影響があるのでしょうか。
濡れたままだと傘が劣化する!
1866年創業の老舗織物・傘工場『槙田商店』に聞いたところ、以下の回答がありました。
雨に濡れた傘はさまざまな汚れが付着しています。
その状態で放置してしまうと、臭いやカビ、傘骨のサビなどの原因になります。
加えて、撥水(はっすい)機能の低下の原因にもなるなど、傘の劣化につながります。
傘を濡れたままにしておくことには、デメリットしかないようです。
傘を効果的に乾燥させるポイント
では、雨の日に使用した傘を効果的に乾燥させるには、どうすればいいのでしょうか。
『槙田商店』によると「通気性が大切」とのこと。そのため、傘を干す場合は以下の点を意識しましょう。
・通気性のよい日陰に置く。
・広げた状態にする。
・表面が上になるように床に置く。
また、乾燥に適した場所として「お風呂場がよい」といいます。換気扇の使用により効果的に乾かすことができ、浴室乾燥機があればよりベター。
一方で、玄関は通気性が低く湿度も高いため、向いていないようです。
ほかにも、乾かす前に傘に付いた雨や汚れを流すことも重要。
「水洗いをすることによって、より衛生的に使えるだけでなく、撥水機能の維持にも効果を発揮します」とのこと。乾かす前にひと手間加えるといいでしょう。
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傘は濡れたまま放置していると、劣化を早めることになります。
お気に入りの傘を長く大切に使うためにも、雨の日に使った傘はしっかりと乾燥させてから保管しましょう。
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]