「汚れは落ちても傷付けてた」 ガスコンロ掃除の常識にドキッ
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飛び跳ねた油や吹きこぼれなど、ガスコンロにはさまざまな汚れが付着します。
ガスコンロに付く汚れの多くは水拭きでは落とせないので、天然由来の万能クリーナー『重曹』を使っている人も多いでしょう。
インターネット上でもよく見かける掃除方法ですが、実はプロ目線ではおすすめできないそうです。
東京ガス横浜中央エネルギー株式会社(以下、東京ガス横浜中央エネルギー)のウェブサイトから、ガスコンロの掃除に適したアイテムを紹介します。
ガスコンロ掃除に重曹がNGな理由
東京ガス横浜中央エネルギーでは、ガスコンロの掃除に重曹を使わないほうがいい理由を次のように解説しています。
剥がれや変質、傷の原因は、重曹が持つ『研磨作用』です。汚れが落ちたとしても、天板を傷付けてしまうかもしれません。
『リンナイ』『ノーリツ』『パロマ』の大手3社は、天板への『重曹』の使用を避けるように注意喚起しています。
しかし、五徳や排気カバーへの使用はOKとするメーカーもあるので、掃除をする前に取扱説明書を確認しておきましょう。
『重曹』のほか、市販されている酸性洗剤やアルカリ性洗剤、金属たわしもガスコンロ掃除に不向きです。
なお、『重曹』と並んで使われることが多い『クエン酸』は、油汚れと同じ『酸性』なので、効果の面でも適していません。
ガスコンロ掃除に使える物
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万能クリーナーとして注目されている『重曹』が使えないとなると、ガスコンロは何を使って掃除すればいいのでしょうか。
製品やメーカーによって違いはありますが、ガスコンロの掃除に使えるアイテムは次の6つです。
・台所用中性洗剤
・クリームクレンザー
・スポンジ
・柔らかい布
・歯ブラシ
・竹串
これらにも細かい注意点があります。
スプレー式の台所用中性洗剤は、ガスコンロに直接吹きかけないようにしましょう。クリームクレンザーは、研磨効果があるので天板への常用はおすすめできません。
スポンジは、柔らかいスポンジたわしやメラミンスポンジなどを使うようにしましょう。
ただし、メラミンスポンジにも研磨効果があります。目立たないところで試してから、掃除に使ってください。
「ガスコンロの掃除は慣れているから大丈夫」と思いがちですが、意外に知られていない注意点があります。
製品によって使える物と使えない物が変わるので、適切な掃除方法は取扱説明書で必ず確認しましょう。
[文・構成/grape編集部]