覚えておくと役立つ! 衣服を手洗い洗濯する時のポイント
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多くの人は衣服を洗う際、洗濯機を使っているでしょう。
自動ですべての工程を行ってくれるので非常に楽ですが、服の種類や素材によっては洗濯機を使うと傷んでしまうことがあります。
その場合は手洗いが必要になりますが、どう洗えばいいか分からないこともあるかもしれません。
本記事では、住生活用品や雑貨、DIYグッズを扱う『ハンズ』協力のもと、手洗い洗濯のポイントを紹介します。
手洗い洗濯のメリットとは
『ハンズ』によると、手洗い洗濯には以下のメリットがあるとのこと。
・衣類の傷みを防げる。
・汚れをピンポイントで落とせる。
・色落ちしにくい。
・水道代と電気代の節約になる。
特に『衣類の傷みを防げる』というのは、デリケートな衣服を大切に使う上で重要なポイントです。
手洗い洗濯の準備
では、手洗い洗濯はどのような手順で行うといいのでしょうか。『ハンズ』によると、以下の道具が必要とのこと。
・洗濯桶
・洗面器
・バケツ
・洗濯洗剤
ほかにも、ゴム手袋、スポンジ、歯ブラシもあると便利なのだそうです。
洗濯桶に水、またはぬるま湯をためましょう。その際は「衣類を傷めないよう、ぬるま湯の温度は洗濯表示に従うことが大切」とのこと。
準備が整ったら手洗い開始です。
手洗い洗濯の方法
次に『手洗い洗濯の方法やポイント』を紹介します。
『ハンズ』によると「手洗い洗濯には『丸洗い』と『部分洗い』の2種類があります。洗う衣類の素材や汚れ度合いに合わせて選びましょう」とのこと。
以下、『ハンズ』による丸洗いの4つの方法とポイントです。
押し洗い
洗濯液につけた衣類を押すことで汚れを落とす押し洗いは、手洗いの基本の方法。
厚手の衣類を洗いたい時に適しています。ニットやウール素材のセーター、カーディガン、パンツに適した洗い方です。
つけ置き洗い
つけ置き洗いは、洗濯液に衣類をつけたまま一定時間放置して汚れを落とす方法。
ガンコな汚れや、気になるニオイがついた衣類に適しています。
セーター、ニット、ワイシャツ、赤ちゃんの肌着に適していますが、つけ置きの時間が長いと衣類の劣化を招くため、様子を見ながら行い、放置はしないでください。
振り洗い
振り洗いは桶の中で衣類をサッと洗う方法です。
薄手でシワになりやすい衣類や、型崩れを防ぎたい下着類に向いており、ワイシャツ、ブラウス、シルクのスカーフなどに適しています。
アコーディオン洗い
楽器のアコーディオンを弾くように、衣類の両端を寄せて広げて洗います。
ブラウス、シャツ、ストールといった、薄手でシワになりにくい衣類におすすめです。
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ピンポイントの汚れには『部分洗い』
『部分洗い』のポイントも覚えておきましょう。『ハンズ』によると、ポイントは以下の4つとのこと。
もみ洗い
もみ洗いは、汚れた部分をこすることで汚れを落とす方法。
シャツの襟、袖口、靴下、ユニフォームといった、なかなか落ちないガンコな汚れが付いた丈夫な衣類に適しています。
もみ込む際は力の入れすぎに注意。少なからず衣類に負担がかかるため、デリケートな衣類には適していません。
たたき洗い
たたき洗いは、スポンジや歯ブラシで汚れを浮き出させる方法。
アウター類の襟、袖口、パンツの裾など、シミが気になる衣類や、型崩れを防ぎたい衣類に向いています。
つまみ洗い
洗いたい部分を指でつまみ、汚れを落とす方法。
シャツ、パンツ、スカート、子供の服といった、シミや食べこぼし、泥汚れをピンポイントで落としたい時に向いています。
つかみ洗い
洗濯液がついた衣類を『握って離す』ことで、汚れを押し出す方法。
引っ張ったり、もみ込んだりすると伸びてしまう、デリケートな部分の汚れ落としに適しています。
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『丸洗い』と『部分洗い』で汚れを落としたら、すすいで脱水すれば洗濯完了です。
脱水方法は『洗濯機を使う方法』と『使わない方法』の2種類。
『ハンズ』からは「洗濯機を使うと伸びてしまう衣類は、自分の手で脱水する方法がおすすめです」とアドバイスがありました。
また、洗濯機を使う場合は「シワや型崩れを防止するために、短時間で済ませるのがポイント」とのこと。
『ハンズ』のウェブサイトでは、手洗いに必要な道具やおすすめの洗剤も紹介しています。
お気に入りの服を長く大切に使うためにも、手洗い洗濯の方法やコツを覚えて実践しましょう!
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]