鍋敷きの代用品オススメ7選!自宅とアウトドアで使えるアイテムと選び方のポイント
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熱々の鍋やフライパンを、テーブルに直接置くのは避けたいもの。とはいえ、家に鍋敷きがないと、どうしていいか迷ってしまいますよね。
そんな時、身近なもので代用できるかもしれません。ただし、適当に選んでしまうと、テーブルを傷つけたり、やけどなどの思わぬトラブルにつながったりする危険性もあります。
そこで本記事では、『鍋敷きの代用品』として使えるアイテムを『自宅』と『キャンプ』に分けてご紹介。
それぞれ、メリットと注意点をまとめていますので、鍋敷きの代用品を安全に使いたい人はぜひ参考にしてください。
自宅で使える鍋敷きの代用品5選と注意点
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自宅で鍋敷きの代用品を使う場合は、手軽さや安全性、素材の特性に注目して選ぶのがポイントです。
ここでは、自宅で鍋敷きの代用として使えるアイテムを5つご紹介します。それぞれのメリットと注意点をまとめました。
タオル
タオルはどこの家庭にもあり、探す手間がかからないのが魅力です。厚みを持たせれば、テーブルや作業台を熱からしっかりと守ってくれるでしょう。
また、布製であればランチョンマットを鍋敷きの代用に使えるかもしれません。
タオルを鍋敷きの代用品として使用するメリットは、下記が挙げられます。
安全性も高く、気軽に使えるのが嬉しいポイントでしょう。
使用時の注意点は、水分を含んだタオルを使わないことだといいます。濡れたタオルは、水分が熱を伝わりやすくしてしまうため、かえって危険です。
やけどやテーブルなどへのダメージを防ぐためにも、しっかりと乾いたタオルを使いましょう。
なお、マイクロファイバーといったナイロンやポリエステルなどの合成繊維で作られたタオルの場合、鍋の熱さで溶ける可能性があるため使用は避けてください。
鍋つかみ
鍋つかみは、もともと高温の鍋を持つための道具なので、耐熱性に優れているといえます。キッチンに常備されていることも多く、使いたい時にすぐ手に取れるでしょう。
鍋つかみを鍋敷きの代用品として使用するメリットは、下記が挙げられます。
使用時の注意点は、鍋つかみの形状と安定性です。鍋つかみの形状によっては、器の底が不安定になり、容器が転倒してしまうリスクがあります。
使用する際は、なるべく平らに広げて安定性を確保できる形状のものを選びましょう。
木のまな板
木製のまな板やカッティングボードは、熱を通しにくい性質があるといいます。厚さがしっかりしているものなら、重い鍋にも対応できるようです。
また、見た目がおしゃれで写真映えするのも魅力の1つといえるでしょう。
木のまな板を鍋敷きの代用品として使用するメリットは、下記が挙げられます。
ただし使用時には、まな板の塗装やコーティングに注意が必要です。
木の表面に塗装やコーティングがされているものは、熱で変色したり、塗装が剥がれたりすることがあります。熱々の容器を直接置くと、焦げ跡やヒビ、変形のリスクにつながるかもしれません。
大切なまな板を使う際は、あらかじめタオルなど耐熱性があるアイテムを挟んで保護するようにしましょう。
新聞紙や雑誌
新聞紙や雑誌は、数枚重ねて厚みを出せば、一時的に熱い鍋を置くには十分な働きをしてくれるかもしれません。
汚れても気にならず、使い終わったらそのまま捨てられるという手軽さもポイントです。
また、同じように『牛乳パック』を鍋敷きの代用品として利用できるといいます。その場合も、数枚重ねて厚みを出すようにしましょう。
新聞紙や雑誌を鍋敷きの代用品として使用するメリットは、下記が挙げられます。
使用時の注意点は、テーブルへの色移りが考えられるでしょう。
印刷物に高温の鍋が長時間置かれると、印刷インクが溶け出してテーブルに移ってしまうおそれがあります。
特にビニールクロスや樹脂製のテーブルなどは、温まることでインクが色移りしやすく、跡が残ってしまう場合もあるようです。
気軽に使える素材ではありますが、使用方法や場所には注意しましょう。
ダンボール
ダンボールは、空気を含む構造になっているため断熱性があり、厚みもあるので潰れにくいのが特徴です。
カッターで簡単に切ったり重ねたりできるため、オリジナルデザインの鍋敷きを作るのもよいでしょう。
ダンボールを鍋敷きの代用品として使用するメリットは、下記が挙げられます。
ダンボールを使う際は、厚みが不十分でペラペラのものは避けましょう。薄いダンボールの場合は熱を通す可能性があり、テーブルが傷んでしまうリスクもゼロではありません。
また、同じダンボールを繰り返し使っていると、圧力や熱で徐々に潰れ、断熱性が失われることもあるため、その場合には新しいものに交換することをおすすめします。
キャンプで使える鍋敷きの代用品2選と注意点
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バーベキューやキャンプなど、屋外のアウトドアシーンで役立つ鍋敷きの代用品もあるようです。
屋外では火の近くで使うことも多いため、熱や炎に強く、持ち運びやすくて設置が簡単なものを選ぶのがポイントでしょう。
ここでは、アウトドアで使える鍋敷きの代用品を2つ紹介します。
耐火、耐熱グローブ
耐火、耐熱グローブは本来、焚き火の際に薪を安全にくべるために使用される道具です。
そのため、高温に耐えやすい設計となっており、アウトドアにおける火のそばでの作業に適しているとされています。このような特性を生かして、熱い鍋を置く鍋敷きの代用品としても使えるでしょう。
耐火、耐熱グローブを鍋敷きの代用品として使用するメリットは、下記が挙げられます。
使用時の注意点は、グローブの素材や使い方に工夫が必要なことです。
素材によっては表面がやわらかく、鍋を乗せた時にぐらつき、安定感に欠ける場合があります。そのため、使用時はグローブを平らに広げて、なるべく安定した状態で敷くようにしましょう。
また、表地が布の場合、油や調味料などが付着しやすく、焦げや汚れが残る可能性も。使用後はこまめに洗うなどし、清潔感を保つことが大切です。
薪
焚き火用に用意してある薪を、鍋敷きとして使う場合もあります。平らな面を上に向けて使うことで、鍋の安定感も確保できるでしょう。
薪を鍋敷きの代用品として使用するメリットは、下記が挙げられます。
鍋敷きの代用にする場合は、薪のサイズと安定性に要注意です。薪の大きさをできるだけそろえることで、鍋敷きとして使用する際の安定感を維持できるでしょう。
あらかじめ鍋敷き用の使いやすいサイズの薪を準備しておくと、すぐ調理にとりかかれます。
鍋敷きの代用品を安全に使うためのポイント
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身近なもので代用できる鍋敷きですが、安全に使うためには、素材の耐熱性と十分な厚みの2点に注意しましょう。
まずもっとも重要なのは、高温にしっかり耐えられる素材を選ぶことです。
熱々の鍋やフライパンを置くことになるため、熱に弱いプラスチックやナイロンなどは避けましょう。おすすめの素材は、木材や布、紙類などです。
ただし、いずれの素材も直火に触れると燃える可能性があるため、コンロ周りでの使用には注意しましょう。
次に大切なのが、断熱のための『厚み』です。いくら素材が耐熱性に優れていても、薄すぎると熱がテーブルに伝わりやすくなり、傷や変色の原因になるかもしれません。
手近にあるもので済ませる場合でも、上記のポイントを押さえて安全に使いましょう。
鍋敷きは身近なもので代用できるが安全面に配慮しよう
鍋敷きの代用品は、タオルや鍋つかみ、木のまな板、新聞紙、ダンボール、耐熱グローブ、薪など身近にあるものを活用できるといわれています。
いずれも身近な素材で手軽に使える一方、耐熱性や厚み、安定性などに注意が必要です。
特に、濡れたタオルや薄いダンボール、コーティングされた木のまな板などは、熱によるダメージが考えられるため、安全性を確認してから使用しましょう。
[文・構成/grape編集部]