2017年の年賀はがき 切手に隠されたメッセージが哲学的…?
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出典:日本郵便

「入れないで」とセリフをいうクマ ポストに貼ったのは?「ナイスアイディア!」ポストから取り出すチラシの量を極力減らしたいと思っている、いかすけ(@ikasuke_10)さん。ただ、日々投函されるチラシの中でたった1種類だけ、受け取りたいものがあるといいます。そのために、あるステッカーをポストに貼っていて…。

「帽子はそこに被るのね」 ミャクミャクが扮するのは…「ほ、欲しすぎる」「最高」ハガキを出す際などによく使われる、切手。1枚から買える普通切手のほか、シート単位で販売されている特殊切手もありますよね。2025年4月23日、あの鬼の人(@oni_red)さんがXに公開した特殊切手のデザインに、「こんなのあるんだ!」「欲しすぎるだろ」などの声が寄せられています。
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日本郵便が毎年出している年賀はがき。その切手に描かれた干支の動物たちに、12年越しのストーリーが込められていたという事実が話題になり、grapeでも以前ご紹介しました。
2017年は酉年。気になる年賀はがきはというと…
出典:日本郵便
とってもシンプル。卵が一つあるだけです。
今年はあまりいいアイデアが思いつかなかったのかと思いきや、実はちょっとしたメッセージが込められていました。
2005年の年賀はがきに描かれていたのは「ニワトリ」。
その12年後である2017年は卵。ニワトリと卵といえば、あの言葉です。
「ニワトリが先か、卵が先か」
これは因果性のジレンマというもので、ニワトリは卵から産まれますが、卵を産むのはニワトリ。「どっちが先にできたの?」という、生物の因果をめぐる哲学者の永遠のテーマなのです。
例年のほっこりとした物語とは違い、哲学的なテーマに挑んだ今回の年賀はがき。賛否両論はあるとは思いますが、一見の価値はある面白さですね♪
2015年の羊と、2016年の猿のストーリーはこちらです。併せて読んでみてくださいね。
2015年 羊のストーリー
2016年 猿のストーリー