「咳が止まらない?そんな時はれんこんだ!」れんこんが持つ驚きのパワーと咳に効く理由
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昔から、れんこんは咳や喉の痛みに良いと言われていますね。れんこんは肺に潤いを与えて咳を鎮めることから、漢方や中医学でも器官や喉に効く素材として使われてきました。今回は、れんこんに含まれる成分と、咳に効く理由についてご紹介します。
咳の原因とは?
なぜ咳が起こるのでしょうか?
咳は風邪のウィルスやほこりなどから呼吸器官を守るために、異物を取り除こうとして起こります。
多くの場合、喉の炎症が発端となって咳につながるようです。喉が炎症を起こすと、外からのちょっとした刺激にも反応してしまい、咳が出てしまうのですね。
また、喉の炎症にはさまざまな原因があります。
ウイルスや細菌が体内に入り、炎症が発生してしまうケースや、口呼吸による喉の乾燥から発生するケース、長時間にわたり大きな声を出すなどして喉を酷使した際に発生する場合も。
<咳に効くれんこんの成分1>タンニンが喉の炎症を改善
れんこんには、タンニンという成分が含まれてます。
タンニンには喉の炎症を改善してくれる「消炎作用」や、炎症を起こした血管を縮める「収れん作用」があるそうです。喉の炎症を抑えることで、咳をとめてくれるんですね。
また、タンニンにはヒスタミン抑制効果もあるそうです。
アレルギーの原因物質が体内に入るとヒスタミンが分泌され、粘膜をふくらませ、血管を拡張させて炎症を起こします。タンニンはこのヒスタミンを抑制して炎症を抑えてくれるんですね。
<咳に効くれんこんの成分2>ビタミンで免疫力アップ
れんこんにはビタミンが豊富に含まれています。ビタミンの効果が免疫力も高めてくれるので、咳や喉の痛みだけではなく、風邪の初期症状にも効果的なんだとか。
れんこんはでんぷん質を多く含むため、加熱によるビタミンCの損失が少ないのが特徴。風邪が気になる季節には、意識して取り入れられるといいですね。
咳の特効薬!?レンコン湯(れんこんとう)とは?
レンコン湯とは、れんこんの絞り汁を温めて作る飲み物のこと。
れんこんは喉の炎症を鎮静させる効果や、痰を切りやすくする効果があるため、咳や喉の痛みを伴う風邪にはレンコン湯が役立つそうです。
身体を温めてくれる生姜のおろし汁を加えると、さらに効果が増すそうですよ。
レンコン湯のつくり方
れんこんと生姜があれば、キッチンで簡単に作れるのがレンコン湯の良いところ。身近な食材で作れるのも安心ですね。
1,れんこんをすりおろし、絞り汁を小鍋に入れる
2,れんこんの搾り汁と同量程度の水を加えて弱火にかけ、沸騰直前に火からおろす
3,お好みで生姜の搾り汁、塩などを加え、熱いうちにいただく
塩の他に、醤油などを加えてもいいようです。自分の好きな味わいにして、飲みやすくなるように工夫してみてくださいね。
おわりに
れんこんが喉に良いというのは、意外な発見でしたね。
これから寒さが増し、れんこんも美味しくなる季節です。
風邪予防に、日々お料理に積極的に取り入れたいですね。
スーパーなどで簡単に手に入る食材なので、ぜひ試してみてください。
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