「私は強迫性障害です」ハリウッド女優が心の病を告白 世間の理解を訴える
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『ミーン・ガールズ』や『テッド2』、『レ・ミゼラブル』など数多くの映画に出演している人気女優のアマンダ・セイフライド。スクリーンの中では素敵な笑顔を見せてくれる彼女が長い間、強迫性障害を患っていることを明かしました。
【Allure】 誌のインタビューの中でアマンダは、19歳の頃から11年間ずっと強迫性障害の治療のため低用量の薬を服用していることを告白しました。
薬の効果はプラシーボかもしれないけど、服用をやめるつもりはないわ。そんなリスクは冒したくないの。薬に頼ることに反抗する理由なんてないわ。
心の病はほかの病気と違うカテゴリーに入れられたりするけど、私はそうは思わない。ほかの病気と同じようにもっと真剣にとらえられるべきよ。心の病は目には見えないけれど、でもそこにあるのよ。もし治療できるならば、治療すればいいの。
強迫性障害の中でも疾病恐怖と呼ばれる症状に苦しんでいたというアマンダの病状は、年齢を重ねるにつれて少しずつ良くなってきているということです。
年齢を重ねてからは脅迫観念にかられたり恐怖を感じることはかなり少なくなってきたわ。ほとんどの恐怖は現実に基づいたものじゃないということがわかってからずいぶん楽になったの。
アメリカでは最近になって心の病気を抱えていることを告白した有名人はアマンダだけではありません。映画『アナと雪の女王』でアナの声を演じた女優のクリステン・ベルも自分がうつ病だったことを告白しました。
彼女たちは自身の病気について打ち明けた理由として、世間で心の病を抱えている人に対しての理解や思いやりが足りないことを訴えています。世の中には心の病を抱えている人はたくさんいるにもかかわらず、世間の目を気にして治療を受けない人も多いということです。
不安障害やうつ病といった心の病はほかの病気と同じように誰にでも起こりうる病気です。有名人たちの告白によって、今同じ病気で苦しんでいる人たちが「自分だけじゃないんだ。」ということに気付き、彼女たちのように適切な治療を受けて一日も早く快復できることを願います。