子どもに「〇〇しちゃだめ!」を封印! 否定しない言葉かけのコツ
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子どもがなかなか言うことをきいてくれないとき、「○○しちゃダメ!」という否定形や。「○○しなさい!」という命令形の言葉をかけることが増えませんか?
聞かされる子どものほうも、「ああ、また始まった」と受け流したり、ふてくされたりして、ますます言うことをきかなくなります。
そんな悪循環に陥ってしまったら、思い切って否定形や命令形の言葉を追放してしまいましょう。
「○○しちゃダメ!」を追放する言葉かけ
同じ意味を伝える言葉でも、肯定的に言い換えることで子どもにプラスのイメージの行動を意識させることができます。たとえばこんな具合。
いかがでしょうか? 言い方ひとつで子どもに与える印象はずいぶん変わります。
否定形で注意したくなったら、一拍置いて肯定的な言葉で言い換えられないか考えてみてください。怒りをクールダウンさせる効果もあります。
「○○しなさい!」を追放する言葉かけ
強い口調で命令されると、大人だってカチンときてしまいますよね。命令形の言葉は、いろいろな形に置き換えることができます。
それに、命令形以外の言い方をすると口調も自然とやわらかくなるから不思議です。
では、「おもちゃを片づけなさい」を命令形以外の言葉で言い換えてみましょう。
1)丁寧語(〜ね、〜してください)
「おもちゃを片づけてね」と言い換えるだけで柔らかな印象に。「おもちゃを片づけてください。お願いしま〜す」と明るく言うのもいいですね。
2)Let’s 形(〜しよう)
「おもちゃを片づけよう」と誘いかけるように言ってみましょう。子どもは行動に移しやすくなります。
3)疑問形(〜したかな?)
「おもちゃを片づけたかなー?」または「おもちゃを使ったらどうするんだっけ?」といった疑問形の言葉かけも効果的です。
4)つぶやき(○○できない人は××だけどいいのかなー)
「おもちゃを片づけない人は、おやつなしだけどいいのかな〜」とひとりごとのようにつぶやきます。
これはある種の制裁予告なので、強い口調で言うと反感をもたれます。あくまでもつぶやき口調で言葉をかけるのがポイント。
そうすれば子どもも素直に聞き入れ、「おやつをもらえないのは困る」と、あわてて片づけ始めるでしょう。
もちろん、子どもが危険な行動をしたり友達をたたいたりしたときなど、「ダメでしょう」「やめなさい」と否定形や命令形で注意しなければならない場合もあります。
でも、いつも否定形や命令形ばかりで言葉をかけていると、だんだんエスカレートして感情的になってしまいます。
また、日頃から肯定的でやわらかな言葉かけを心がけたほうが、ここぞというときに「○○しちゃダメ!」「○○しなさい!」の効き目が大きくなります。ぜひ気をつけてみてくださいね。