「生理痛は甘え」は違う 症状の重さは人それぞれという現実

By - grape編集部  公開:  更新:

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男性は生理がないので、「生理痛はつらい」ということを体感できない分、「へえ、つらいんだ」と比較的理解してもらいやすい、という意見もありました。

ただ、やはり誤解はまだたくさんあります。

佐野さんの例のように、つらさの度合いが人によってまちまちであることもひとつ。

病院に行けば解決、というものでもなく、婦人科に行ってみたら、思わぬ病気が隠れていた…ということも多々あります。ですが、きちんと検査を受けて問題がなく、医師から処方された鎮痛薬を飲んでも、やはりすべての症状がおさまるわけではありません。

「病院に行けばいい」という言葉も、悪気なく向けられることがあります。しかし医療で対処できる範囲には限りがあり、検査で異常が見つからないまま症状だけが続くケースも少なくないようです。

生理休暇が活用されにくい背景

会社に生理休暇の制度があっても十分に活用されていない理由のひとつに、「生理なので休みます」と公言する恥ずかしさがあると思います。

痛みは外から見えないため、「本当に休む必要があるのか」と周囲に思われるかもしれないという不安が、申請をためらわせる要因になりやすいのです。

同じ職場の女性たちが引け目なく制度を使っていれば、恥ずかしさを感じることはないでしょう。もしかすると、女性同士が理解し合うことは、「男性に知ってほしい」以上に大切なことなのかもしれません。

「自分はそれほど痛くないから」という経験が、かえって他者への共感を妨げることがあります。同じ「生理痛」という言葉でも、その内実は一人ひとり大きく異なるのです。

証拠が出せないぶん、理解してもらえない…なかなか解決しづらい問題です。

「痛みレベルは人それぞれ」
「たくさんの人の理解が必要です」

佐野さんの言葉はシンプルですが、とてもわかりやすいですね。

「自分はそうではないけれど、こういうふうに苦しんでいる人がいるんだ」

それを知る人が一人でも増えれば、日本はもっと女性が働きやすい社会になっていくはずです。


[文/grape編集部]

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出典
@SANoooO___

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